経済・経営・工学部の混合チームが山科区へ課題解決のアイデアを提案

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 2023年1月30日(月)、経済・経営・工学部の1回生からなる6チームが、山科区役所にて、山科区長や職員に対して山科区のまちづくりに関する課題解決策のプレゼンテーションを行いました。
 これは、経済・経営・工学部の1回生の必修科目「プロジェクトマネジメントⅠ」の授業の一環で、3学部4学科833人が受講しています。学生を165チームに編成し、山科のまちづくりに関する6つの課題から1テーマを選択して、課題の分析、解決に向けて区内を歩き地域住民と触れ合いながら課題解決を考える実践的なプロジェクトを進めてきました。

 当日は、165チームの中から、学内や区役所から選考された6チームがそれぞれのテーマでプレゼンテーションを行いました。移動販売で地域の特産品を販売しつつ高齢者を見守る案や、同区独自の通貨を作り山科区公式アプリ「やましなプラス+」のユーザーを増やす案、山科区を全国的に発信する方法など学生目線のアイデアが発表されました。

 全チームのプレゼンテーションを聞いた山科区長は「学生ならではの視点での様々な提案を新鮮な気持ちで拝聴しました。対策を考えるうえで示唆に富んだ内容でした。新しい山科の魅力を全国に伝えたいです」と話されました。
 今回発表した提案は、今後、区政を推進するうえで参考にされる予定です。

【山科区からの課題(第3期山科区基本計画をもとに設定された課題)】
➀特に子育て世代を対象に、⼭科を「住んでみたいまち」として全国的に有名にする方策の提案
➁⼭科区公式アプリ「やましなプラス+」のユーザー数増加策の提案
➂⼭科の観光地としての魅⼒を全国的に発信する方策の提案
➃日頃から、⾃分の住んでいる場所がどのような場合に避難が必要なのか考えてもらうための方策の提案
⑤主に独り暮らしの⾼齢者の社会的孤⽴を防ぐ方策の提案
⑥⼭科を居心地が良く歩きたくなるまちにするための方策の提案

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※2023年2月7日(火)の京都新聞、2月14日(火)の読売新聞に掲載


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