学生が経営するカフェ「Partage」がオープンしました！

　11月1日（水）、経営学部8名と国際英語学部1名の9名の学生が企画・運営する、テイクアウト専門カフェ「Partage」が学内にオープンしました。
　経営学部では様々なアントレプレナーシップ教育を展開しており、本企画はアントレプレナーシップ教育の実践編「カフェプロジェクト」として立ち上がりました。学生が考えるビジネスモデルを計画・実行する過程で、ビジネス経験を通じたキャリア形成、ビジネスモデルの検証、売上の確保を通じて、アントレプレナーシップを養成することを目的にしています。
　8月1日（火）、本プロジェクトの参加を決めた学生たちのキックオフミーティングを行いました。その後、企画チーム、調達チーム、行政チームに分かれて市場調査や営業許可に係る行政情報の調査・申請、食品衛生責任者講習の受講、店舗ブランディング、コーヒー機材を始めとする物品の調達、コーヒー豆の選定、コーヒー提供のための技術練習等の様々な準備を進めてきました。
　行政チーム：営業許可を得るための情報収集、申請書作成、その他外部関連団体との連絡調整を担当
　調達チーム：店舗備品等の購入、コーヒー豆の選定、ロゴの制作等を担当
　企画チーム：店舗オペレーションの作成、広報活動、開店までのスケジュール管理等を担当

 

8月1日（火） Laughter訪問時

 

　本プロジェクトには、京都市内でLaughter NISHIJINとLaughter KAMOGAWA standの2店舗を経営する、株式会社アカイノロシにご協力いただきコーヒー豆の卸売、技術指導、店舗経営のアドバイスをいただいています。
　10月13日（金）には、数量限定でプレオープンを行いました。10月17日（火）、京都市医療衛生センターに営業許可申請を行い、10月30日（月）に無事に営業許可を得ることができました。

 

プレオープン時の様子

　

　11月1日（水）のオープン初日には、多くの学生や教職員で賑わい、91杯のコーヒーを販売しました。今後は安定的な運営体制を構築するとともに、店舗名のPartageに込めた「共有」の時間や場所を提供できるようにメンバー全員で取り組んでいきます。

 

営業許可証を持ったメンバー

　

【メンバーの安田 幸久武さん（経営学科・3回生・写真左）のコメント】

　「行政チームとして保健所への申請業務を担当しました。営業許可を得るために事前相談や情報収集を進めながら、店舗開設や提供メニューを検討。営業許可の条件をクリアするため、何度もメンバーで話しあい、細かい調整を繰り返し、無事に営業許可を得ることができました。
　今後は総務チームとして、引き続き連携企業や行政との橋渡し役を担います。メンバーに情報を共有し、良いチームワークで取り組めるようにしたいです。
　実は私は、このプロジェクトに参加するまでコーヒーのおいしさがわかりませんでした。今はコーヒーの奥深い楽しみ方に目覚めました！Partageのコーヒーはブラックでも本当においしいので、多くの人に味わってもらいたいです」

 

【メンバーの青木 夢佳さん（経営学科・1回生・写真右）のコメント】

　「調達チームとして店舗の備品購入を担当しました。メンバーで考えた店舗イメージに近づけるよう、様々な備品等を購入しました。授業の合間や通学中、プライベートの時間もたくさんリサーチに費やし、大変でしたが、イメージ通りの店舗になっています。また、ロゴ制作も担当し、決定に至るまでメンバーでとことん議論しました。Partageの「共有」を示すため、ロゴにはいろいろな字体が入っているのがポイントです。
　今後はブランディングチームでInstagramの管理を担当します。Partageが提供するコーヒーをきっかけに学生や教職員、地域の方など、多様な人が関わる場を提供できるよう、Partage運営メンバー全員で協力し、楽しみながら取り組んでいきたいです」

 

11月1日（水）オープン初日集合写真

 

 〈詳細情報〉
店舗名：Partage（パルタージュ）
フランス語で「共有」を意味する言葉、人々が集い、時間や笑顏を共有できるカフェをめざしています
場所：京都橘大学　清香館前イベントスペース
営業時間：平日 10：30～15：30
　※　臨時休業の場合はInstagramでお知らせ
営業期間：11月1日（水）～1月19日（金）
　※　一部休業期間があります、詳細はInstagramでお知らせ
提供品目：コーヒー（HOT or ICE）、カフェオレ（HOT or ICE）、コーヒーゼリーコーヒー（ICE）
　※　時期によって変わることがあります
SNS：Instagramで詳細情報を発信しています。「@＿partage.9」
連携企業：株式会社アカイノロシ
　2018年、当時龍谷大学4回生だった矢野龍平氏と三輪浩朔氏が起業。タイ産コーヒー豆の卸売・販売事業を展開。京都市内にLaughter NISHIJINとLaughter KAMOGAWA standの2店舗を経営。代表取締役 矢野龍平氏が本プロジェクトに参画。
指導教員：丸山 一芳教授（経営学部）

 

■関連リンク