【経営学部】桑ゼミが物流センターを見学!ロジスティクスの理解を深める!

 202487日(水)、経営学部の桑海侠専任講師のゼミに所属する3回生が、センコー株式会社大阪主管支店北大阪 PDセンターを訪問しました。桑ゼミは、データサイエンスのサプライチェーンへの活用をテーマに学習‧研究活動を行っています。
 センコー株式会社はセンコーグループホールディング株式会社の中核を担う大手総合物流企業です。グループ全体で、日本国内669拠点、海外44拠点の物流ネットワークを構築し、総合スーパー、ドラッグストア、アパレルなどの流通ロジスティクスに加え、住宅物流やケミカル物流など、幅広い業界・業種の顧客に対して、総合力を駆使した物流ソリューションを提供しています。今回訪問した北大阪PDセンターは、大阪府茨木市に位置し、名神高速道路や近畿自動車道に近接しています。精密機器、住宅資材、食品、医薬品など、幅広いお客様とお取引がある物流センターで、商品の種類や形態によって保管や出荷の方法が異なるため、お客様のニーズに応じた工夫を日々重ね、多くの顧客に対して重要な物流サービスを提供する役割を果たしています。
 学生たちは、まず企業概要と物流センターの概要について説明を受け、その後、地上5階建ての免震建物内部を見学しました。数多くの商品を効率的に管理するロケーション管理システムや、高い保管効率を実現する移動ラックの導入など、先進的な物流システムを見学することで、ロジスティクスへの理解を深めました。また、地下倉庫部分にある免震ゴムの見学を通じて、地震に備えたリスク管理の重要性も学びました。

教員のコメント
 学部3回生向けのロジスティクス論の授業では、データサイエンスの観点からサプライチェーンで発生する情報を効率的に運用する方法に焦点を当てて講義しています。今回の見学は、学生たちが実際の物流センターの運営を直に体験し、理論と実践を結びつける貴重な機会となりました。センコー株式会社の先進的な物流システムを目の当たりにすることで、サプライチェーンにおけるモノの流れを具体的に学ぶことができました。学生たちにとって、今後の学びに大いに役立つ経験となったと思います。
  

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