2024年8月22日(木)~23日(金)に福岡国際会議場で、第50回日本診療情報管理学会学術大会が開催され、診療情報管理士をめざす経済学部の3回生5名がポスター発表を行いました。
日本診療情報管理学会は、医療現場において診療情報管理の実務担当者である 診療情報管理士を主な会員として1975年(昭和50年)に発足しました。今日に至るまで診療情報管理の発展をけん引し、また、医療情報関連の諸学会との相互交流のできる、新しい時代に適応した開かれた体制を作り、診療情報学の確立に取り組んでいます。学術大会の開催は毎年全国主要都市で開催され、診療情報管理業務を担う診療情報管理士の情報交換や研究調査活動の成果を発表する場として約2000名が参加し、講演会、セミナー、シンポジウム、学生セッションなどが実施されています。
今大会での演題数は、一般(診療情報管理士など)216題、学生66題となり、本学の学生たちは学生セッションのポスター発表者として参加しました。学生たちは、経済学部経済学科・橋本昌浩教授の指導のもと、抄録とポスターを完成させ、大会当日に来場者に向けて発表を行いました。また、医療機関で貢献・活躍されている診療情報管理士の一般演題を聴講することで、最新の知識と技術を学ぶとともに、就職後にどのように働くべきか考える貴重な機会にもなりました。
参加した学生たちは「調査結果や報告内容を見やすくするためグラフ作成やレイアウトを工夫するなど理解しやすいポスターづくりに苦労しました」「他校の学生の発表を聴いたことは、自分の研究や考え方を広げるための貴重な経験となりました」「学会に参加したことで、将来のイメージを膨らませることができました。地域の情報管理、医療・介護の連携などを通じて、よりよい地域づくりに貢献できる人になりたいです」と感想を述べました。
参加学生発表テーマ
●山口 佑音 「大学がある京都市山科区ってどんな街?❝深刻する高齢化に医療施設の数・役割は、適切か❞
https://www.tachibana-u.ac.jp/e24fa8e445d27d7c83ac06335eb1f462cb6899ca.pdf
●瀬野 もえ「メンタルヘルス対策の現状と今後の対策」
・学会ポスター
https://www.tachibana-u.ac.jp/c97c33750f484584cfbb4c0d409c80b61b7646e9.pdf
●田中 星花「患者の受診負担軽減のために」
・学会ポスター
https://www.tachibana-u.ac.jp/eb4693c4b9f13a259678365e728f4c6b155173d7.pdf
●内藤 帆南「長浜市の地域医療構想における病院再編について」
・学会ポスター
https://www.tachibana-u.ac.jp/305155254c58a5bc17fa012e6fe3ec197441e3ae.pdf
●松井 愛実「生活習慣病予防による医療費削減」
・学会ポスター
https://www.tachibana-u.ac.jp/076723b56a644f49c5599fc39da3e482e203b235.pdf