8月24日(土) 草津市立水生植物公園みずの森にて「パラグアイオニバスライトアップ2024」が開催され、経済学部と経営学部の学生プロジェクトチームが、草津市の市花「あおばな」をイメージしてデザインしたスタンプラリー企画や、考案したドリンク「草津ブルー®ソーダ」の販売を行いました。
この企画はキャリア教育(授業名:クロスオーバー型課題解決プロジェクト)の一環で行われたもので、「草津らしさを取り入れた〈地域ブランド〉の考案」をテーマに、草津市のPRと市花である「あおばな」の認知度アップ施策を市の職員へ提案することから生まれました。
スタンプラリーは、館内に設置されたスタンプを押し重ねると、市花をイメージした1枚のポストカードが完成する仕組みになっており、小さな子どもから大人まで、世界に一つだけのオリジナルポストカード作りを楽しんでいました。
また、併設されているみずの森レストランでは、みずの森名物「ハスソフト」にアオバナをイメージした草津の色「草津ブルー」と掛け合わせ、「草津ブルー®ソーダ」として販売。
パラグアイオニバスのライトアップを背景に、終始にぎわいを見せ、盛況のうちに終了しました。
京都橘大学では今後もさまざまな産官学連携プロジェクトを推進し、新しい社会価値創造の担い手となる、キャリア教育を展開していく予定です。
● クロスオーバー型課題解決プロジェクト授業概要
対象学部:総合心理学部、経済学部、経営学部、工学部の2回生、3回生
到達目標:
①複数学科の学生が越境し合うことで、相互の違いを理解し、その違いを生かしながら一定の 期限内に成果を生み出す力を養う。
②企業や行政などから提示された実務的な課題に取り組むことで、さらなる知識や技能の獲得に向かう態度と卒業後のキャリアを考える力を養う。これらを通して、専門性への関心を高め、大学でのキャリア開発を促進し、卒業後のキャリア形成を構想する力や意欲を高める。
● キャリア教育の特徴
キャリア教育のキーワードは「未来構想力」と「越境力」
①未来構想力不確実な社会の中で、自分自身や周囲の環境の未来を構想する力(未来構想力)を体系的・実践的に学ぶ機会を提供。
②越境力多様性の中で自分自身の境界を越える力(越境力)をつけるために、他者との交流・協働(協同)を通して新たな視点・視野を獲得できる多様な経験を提供。「越境力」と「未来構想力」が往還しながら学生としてのキャリアが形成され、卒後のキャリアに繋げていきます。