【経済学部】フードバンクでのボランティア活動を実施

 2024720日(土)、平賀緑准教授が担当する「非営利経済論」の授業の一環として、経済学部経済学科の学生がフードバンクでのボランティア活動を行いました。

 物価高騰や実質賃金の低下などで経済的に追い詰められ、長期休暇で学校給食がなくなると充分な食事をとることが難しい家庭の子どもたちに、NPO法人が食品を届ける活動を行っています。そこでのボランティア活動を通して、授業のテーマである「非営利経済の本質と意義」について理解を深め、現代社会の課題やそれに取り組む非営利活動について学ぶ機会となりました。

 当日は9名の学生が平賀准教授の引率のもと、認定NPO法人セカンドハーベスト京都が行う、約1000世帯への食料配送業務ボランティアに参加しました。ダンボールの組み立てから食品の詰め込み作業を、同じくボランティア参加していた高校生や社会人など多くの人たちに混じり、協力し合いながらやり遂げることができました。

 参加した学生からは「たくさんの人たちが、年齢に関係なく、子どもたちのためにという気持ちの下で行うボランティアに参加させていただくことで、とても良い経験ができたと思いました」「ダンボール箱にお菓子やメッセージカードなどを詰めている時に、子どもたちが喜んでいる顔を想像するだけでとてもやりがいを感じることができました」などの感想が述べられました。
 経済学科では、講義だけでなく、演習や実践を通して学びを深める機会を今後も展開していく予定です。
 

2024年度一覧へ