参加者の集合写真
2024年12月15日(日)に京都橘大学・大連東軟信息学院(大連市)共催で「2024年度日中学生フォーラム」をオンラインで開催しました。
このフォーラムは、本学経営学部2回生「プロジェクト演習Ⅰ」mクラス(担当教員:楊秋麗)の研究成果報告会としても位置付けられ、本学からは15名の学生が参加しました。大連東軟信息学院の参加学生は日本語学科3回生から選抜された学生10名(指導教員:学科主任程姝先生、曲岩松先生、楊微先生)でした。
フォーラムの共通課題は「中国EC市場の研究」です。本学の学生は「日本のニッチ商品を中国ECで販売するために」というテーマについて、snow peakテント、ギャツビーオールインワンネイル、シャープの小型空気清浄機、森永乳業のアロエヨーグルトという日本商品の生産企業の経営戦略について4本の発表を行いました。大連東軟信息学院の学生は中国におけるネット通販の発展過程、電子商取引の発展史、越境EC業界の求人状況について3本の発表を行いました。発表を通じて、日中学生は日本側の製品情報と中国側の市場情報、さらに越境ECプラットフォームの経営活動情報を共有し、今後の研究課題のヒントを得ることができました。
研究発表の後、3つのブレイクアウトルームに分かれて、学生交流を行いました。交流には各発表に対する質疑応答、日中双方の学生現地調査についての意見交換を行いました。
また本フォーラムには、立命館大学経済学部の「実践経済演習Ⅲ」で共同研究している中国人留学生と中国への留学経験のある日本人学生15名も参加してくれました。
学生発表の様子①
学生発表の様子②
学生発表の様子③