2024年11月23日(土)から24日(日)の2日間に渡り、第12回日本筋骨格系徒手理学療法研究会学術大会が開催されました。開催期間中に発表された数多くの演題の中から、健康科学部理学療法学科の重藤隼人助教が発表された研究内容が優秀賞を受賞しました。
日本筋骨格系徒手理学療法研究会は日本理学療法学会連合の学術団体であり、徒手理学療法を学び実践している理学療法士のグループです。国際整形徒手理学療法士連盟の標準カリキュラムを修了した運動器徒手理学療法認定士が数多く所属し、その認定登録も行っています。
当該団体の学術大会は全国規模で開催されており、前回の第11回日本筋骨格系徒手理学療法研究会学術大会では、本学同学科の安彦鉄平准教授が優秀賞を受賞しました。今回の重藤隼人助教の受賞により、二大会連続での快挙となりました。
※受賞は優秀賞と奨励賞の2種があり、優秀賞は最も権威ある賞となります。
【重藤隼人助教の受賞コメント】
この度は光栄な賞をいただき、心より感謝申し上げます。
本研究は、福岡県のNPO団体や介護職員の皆様、そして村田先生、兒玉先生、安彦先生の多大なご協力のもと、運動時腰痛に関する病態解明に取り組んできた成果です。
サポートベクターマシーン(SVM)を活用し、腰痛を持つ方に特徴的な運動パターンを分析することで、腰痛者における運動制御研究の発展および地域社会における健康福祉分野に少しでも貢献できたことを大変嬉しく思います。
また、本学教員や皆様とともに進めたこの研究が、教育と地域連携の新たな可能性を示したと考えております。引き続き、地域社会の健康増進に寄与できるよう努力してまいります。
【関連サイト】
■日本筋骨格系徒手理学療法研究会ホームページ
https://www.jspt.or.jp/jfompt/
■第12回日本筋骨格系徒手理学療法研究会学術大会サイト
https://tsaito91.wixsite.com/my-site