2024年11月29日(金)から12月13日(金)にかけて、公務員就職をめざす学生を対象とした「社会・公共政策講座(公務員試験デュアル講座)」の一環として「公務の職場を学ぶシリーズ ~社会労働政策を担う~」連続講演会が開催されました。今回の講演会では京都労働局の3名の職員の方を講師としてお招きし、公務の中でも社会労働政策への理解を深めるためのテーマで全3回の連続講演として実施しました。
11月29日(金)は、京都労働局長の角南厳氏にご登壇いただき、人口減少や少子高齢化が進むなか、女性・高齢者・外国人の労働参画への課題など、労働行政が担う役割についてお話しいただきました。学生からの質疑応答も闊達に行われ、公務員の働き方についてもお伺いすることができました。
12月6日(金)は、京都労働局の労働基準監督官の綱島佳子氏・武澤祐介氏より、労働基準監督官の職務と役割についてご講演いただきました。実際にあった事例を交えつつ、職務内容やキャリアパスについてもお話しいただき、受講した学生も興味深く耳を傾けていました。
12月13日(金)は、京都労働局 職業安定部 職業安定課の森岡淳氏より、ハローワークの役割や組織、職員の主な業務について、具体的にお話をしていただきました。また、若年者支援や障害者支援、闇バイト問題や民間事業者との違いなど、公務員の視点からどのように社会問題に対処していくかについてもご講演いただきました。
労働行政の第一線で働く3名の講演を通して、参加者はより具体的に労働行政の実際を知り、公務員としての自身のキャリアイメージを膨らませる機会となりました。