2025年6月6日(金)、看護学部看護学科では専門教育科目「生涯健やか看護学演習」にて訪問看護シミュレーションを行いました。本授業は3回生を対象として、周産期にある母児とその家族の健康の保持増進および妊娠・分娩・産褥経過に沿った看護や地域でライフサイクルの課題や健康課題を抱え、生活している人に対する看護の実際を学びます。
第4回授業となる今回は、学内施設のセミナーハウスを活用し、在宅療養者さんの自宅を訪問して行う訪問看護シミュレーションを行いました。
授業では各グループから選出された代表者3名が訪問看護シミュレーションを行い、代表者以外の学生はリアルタイム接続の映像を講義室で視聴する形で進行。シミュレーション終了後はデブリーフィング(振り返り)を行い、各グループから発表を行いました。
また、シミュレーションの結果について、模擬患者を担当した教員はじめ、科目担当者の教員たちから、玄関先でのマナーや脈拍測定時の目線など、細かなフィードバックを受け、訪問看護において必要な倫理と態度を学びました。
在宅看護の訪問では、訪問時間が決まっており計画性をもって確実に在宅療養者さんの健康状態を看て必要なケアを実施します。また、ご自宅を訪問するにあたって必要な礼儀やマナー、作法とともに在宅療養者さんとその生活によりそう看護について気付きを得て学ぶ機会となりました。
▼看護学部看護学科
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