七夕陶灯路2025を開催しました 〜五感で楽しむ伝統と地域のつながり〜

 2025年74日(金)、本学にて学生団体「まちづくり研究会」が主催する「七夕陶灯路2025」を開催しました。本イベントは、山科地域の伝統産業である京焼・清水焼の魅力を「五感で楽しむ」体験を通じて広く発信することを目的として企画されたもので、当日は学内外から約500名の方々にご参加いただきました。
 

 
 会場では、「見る・触れる・香る・聴く・味わう」の五感すべてを刺激する多彩な体験ブースを展開。幻想的な灯りがともる〈陶灯路〉や、清水焼の風鈴と共に展示された短冊、地域の香りを当てるクイズ、実際に京焼・清水焼の原料となる土を使った「ねんどあそび」や「ねんどダーツ」など、来場者にそれぞれの感覚を通して伝統工芸の奥深さを体感していただきました。
 

 当日は、学生団体「OSJ橘」による書道うちわワークショップや、「TURF」による救急救命講習および実習用の救急車との記念撮影、学生が運営するカフェ「Partage」によるスペシャルドリンクの提供など、多世代が楽しめる催しも充実。また、短冊に願いごとを書くコーナーや、縁日を模した遊びの空間も好評でした。
 

 
 「七夕陶灯路」は、単なる伝統文化の紹介にとどまらず、体験を通じて人と地域、そして未来を担う子どもたちをつなげることを目指すイベントです。今後も本学では、地域文化の継承と活性化に貢献する取り組みを推進してまいります。
 

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