2025年9月12日(金)、「情報工学実践」の単位認定プログラムとして「ゲーム作りでオブジェクト指向を実践しよう」および「SDL(Simple DirectMedia Layer)※を用いたオリジナルゲーム制作」に取り組んだ工学部情報工学科1、2回生の学生14名が成果報告会を行いました。「情報工学実践」では、情報工学に関わる技術の実社会への応用を意識した、実践的かつ主体的な学習を行うことを目的としています。
<プログラム>
①ゲーム作りでオブジェクト指向を実践しよう
本格的なゲームエンジンを使い、オブジェクト指向の概念とそのプログラミングの技術を学びながら実際にゲームを組み立てていくことで、ゲームの仕組みを実践的に理解する。
②SDL※を用いたオリジナルゲーム制作
プログラミングの基本言語の一つであるC言語の応用処理を習得し、ゲームの企画提案や開発計画の立案を通じて、新しいゲームを開発することを目的とする。
公開授業として実施された成果報告会では、個人またはグループからゲームの概要、キャラクター設定、操作方法、制作に際し苦労した点などが発表されました。学生たちが制作したゲームは、弾幕シューティングゲーム、音楽に合わせて操作するインタラクティブゲーム、VRゲームやRPGなど多種多様で、それぞれの特色が表れた発表となりました。
各発表が終了後、参加した聴講者を交えてゲームを体験する時間が設けられ、制作した学生たちの説明を聞きながら聴講者もゲームに挑戦しました。実際にゲームを操作することで、制作した学生とそのゲームを体験するプレイヤーが活発に意見交換し、ゲーム制作の難しさと楽しさを実感する機会となりました。
※SDL(Simple DirectMedia Layer)はグラフィクス、サウンド、ジョイスティック、スレッド、タイマーなどの機能を持つ、マルチメディアを扱うためのライブラリである。Linux、Windows、MacOSなど様々なOSで使用可能であり、C言語、C++、Javaなど複数のプログラミング言語にも対応している。
▼工学部 情報学科
https://www.tachibana-u.ac.jp/admission/faculty/information_engineering/
▼Touch Tech!タチバナの最先端技術にふれよう - 京都橘大学
https://www.tachibana-u.ac.jp/admission/touchtech/
▼【京都橘大学 密着】#1 情報工学科/あれも。これも。がとまらない。好きを追求し続ける情報工学科
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