2025年9月26日(金)、コミュニティ・バンク京信山科支店にて開催された「EXPO酒場山科店」に、工学部情報工学科の教員と学生が登壇しました。
「EXPO酒場」は、大阪・関西万博を契機に、地域の未来について語り合い、新たなつながりを生み出すことを目的に実施されているイベントです。コミュニティ・バンク京信(以下、京信)と一般社団法人demoexpoが連携し、京信の各支店で開催しています。今回、山科支店での開催にあたり京信から本学へ依頼があり、本学も地域との交流を深める貴重な機会として協力することになりました。
当日は、小野哲雄工学部教授がAIロボットの研究について講演し、4足歩行ロボットの実演を行いました。講演後には参加者による操作体験も実施され、先端技術を身近に感じていただく機会となりました。さらに、情報工学科の学生2名(樋口雅裕さん(3回生)、伴野元信さん(1回生))が自作の「ハンドベル自動演奏装置」を披露し、制作の経緯や工夫について紹介しました。演奏の際には温かい拍手が送られ、学生へのインタビューでも活発なやりとりがありました。
イベント全体を通して、参加者からは教員・学生双方へ多くの質問が寄せられ、地域と大学とのつながりを実感できる有意義な時間となりました。
また、本イベントには山科区役所から山科区長、地域力推進室も参加し、地域活性化プロジェクト『meetus 山科-醍醐』の紹介も行われました。今回はコミュニティ・バンク京信や山科区役所との連携を通じて、地域の方々と本学の研究・教育活動を共有し、互いに理解を深めることができました。本学は今後も地域に開かれた大学として、社会との連携・協働を一層推進してまいります。