醍醐中山団地で秋祭り・ミニ陶灯路を開催しました

 本学では、2015年から地域貢献の一環として、京都市営醍醐中山団地と連携した取り組みを継続的に行っています。京都市から団地棟の1階部分を借り受けて「地域連携センター醍醐中山団地分室」を開設し、学生や教職員が高齢者支援や子育て世帯との交流など、地域の方々とともに活動を進めています。また、併設する学生シェアルームでは、入居学生が清掃活動や季節の行事に参加するなど、団地の一員として日常的に交流を重ね、世代を超えたつながりづくりを推進しています。

 2025年11月1日(土)には、団地の皆さまとともに秋祭りとミニ陶灯路を開催しました。イベントは本学吹奏楽部によるオープニング演奏で幕を開け、まちづくり研究会が企画・運営したミニ陶灯路(京焼・清水焼の器にろうそくの火をともすライトアップ企画)が会場を彩りました。幻想的な灯りと吹奏楽部の演奏により、参加者の中には感動の涙を流す方の姿も見られ、あたたかな雰囲気に包まれました。

 まちづくり研究会はミニ陶灯路のほかにも、手作り紅葉アートや「はてなボックス」など、子どもから高齢者まで楽しめる交流ブースを担当しました。学生と地域の方が笑顔でふれあう姿があちこちで見られ、地域と大学が協働でつくる秋のひとときとなりました。

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