2025年11月15日(土)・16日(日)の2日間、本学ビーチバレーボールコートにてスポーツ庁・UNIVASの委託事業「令和7年度 感動する大学スポーツ総合支援事業」として、女子ビーチバレーボール大学対抗戦「KYOTO TACHIBANA CUP」を開催しました。
本大会は、運営スタッフとして本学経営学部・経済学部・工学部情報工学科・看護学部・健康科学部救急救命学科など様々な学部・学科の学生や、強化クラブである陸上競技部の学生が参加し、学生主体の運営体制のもと、大学全体の幅広い専門性を活かした、円滑で質の高い大会の開催を実現しました。
また、両日とも救急救命学科の教員が常駐し、救護ブースを設置するなど本学ならではの安全管理体制を整備。学内の専門領域が大会運営に直接携わることで、一般的なビーチバレーボール大会では実現が難しい安全性とケア体制を提供しました。
当日は京都市内だけでなく、市外・大阪・奈良・滋賀など広域から来場者が訪れ、UNIVAS関係者や京都府バレーボール協会理事の来訪、学内の他クラブ関係者の観覧等もあり、多数の来場者で賑わいました。本格的なビーチコートの設備に驚く声も多く、本学のスポーツ環境整備が高く評価されました。


大会は、学生が司会を務める中、江口競技責任者(ビーチバレーボール部門指導者)の開会宣言からスタート。続いて、吹奏楽部による開会ファンファーレ、河原副学長兼スポーツ振興センター長の挨拶、そして吹奏楽部の開幕演奏で幕が上がりました。
参加チーム数は15日が8チーム、16日が9チームで、沖縄や関東など遠方からのエントリーもあり、2日間にわたり熱戦が繰り広げられました。


初日となる15日の大会は、久岡(経済・3回生)・橘(福知山成美高校・3年)ペアが優勝、谷島(経営・2回生)・山口(経営・2回生)ペアが準優勝。京都橘大学が見事なワンツーフィニッシュを達成しました。
※橘選手は、高校生の全国大会で2025年度2冠を達成した選手で本学の推薦枠として特別に出場
また、小学生を対象とした無料バレーボール体験クリニックを開催しました。京都市内だけでなく府内全域や関東からも参加があり、大学の本格的なビーチコートで選手や学生と一緒に体験できる貴重な機会となりました。
参加した子どもたちからは、「楽しかった!またビーチコートに来たい」「初めてやったけど、砂の上っておもしろい!」といった声が聞かれ、ビーチバレーの魅力を身近に感じてもらう場となりました。


16日は大会に加えて、プロ選手と大学生混合チームのエキシビションマッチを開催。本学の卒業生である石原泉プロも参戦。巧みなプレーに会場からは「すごい!」と歓声が上がっていました。
お招きした男子プロ選手は、インドアバレーでも活躍されるお二方で、男子ならではの迫力あるプレーを披露。スピードとパワーがぶつかり合うラリーには驚きの声が上がり、男女それぞれの魅力が引き立つエキシビションとなりました。


会場内では、
・屋台出店
・ビーチウェア販売
・レッドブルカーの来場とレッドブルの無料サンプリング
・スポーツウェアメーカーによる協賛ブース出店
などがあり、競技以外でも賑わいをみせていました。


今回の大会運営に携わった学生からは、「初めてスタジアムに来ましたが、設備の本格さに驚きました」「裸足で砂の上に上がるのが新鮮で、学内にこんな環境があることにワクワクしました」「選手と一緒に得点をめくったり記録を付けたりと、協力しながら運営できたのが良かったです」「普段とは違う環境での運営で緊張しましたが、実際にやってみると楽しく取り組めました」といった感想が寄せられました。
初めてビーチコートに触れた学生も多く、その驚きやワクワク感を原動力に、学生同士や選手との連携が自然に生まれた2日間となりました。




本学スポーツ振興センターでは、大学スポーツの新たな価値創出と、学生が主体的に成長できる環境づくりを推進しています。
今回の大会で得られた経験とネットワークを活かし、今後もビーチバレーボールに限らず、大学スポーツ全体の振興をさらに深めてまいります。
■大会特設サイト:
https://sites.google.com/tachibana-u.ac.jp/kyoto-tachibana-cup/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
■ビーチ部門Instagram: https://www.instagram.com/tcbn.beach/