水曜日の京都新聞夕刊で連載されている「@キャンパス」は、京都と滋賀の大学に通う学生が、自らテーマを決めて取材し、リポートする企画記事。今回は、人間発達学部英語コミュニケーション学科の西村友美教授のもとで、学生10名が担当した。日本で英語を話す機会を持つことは本当に難しいのか、京都だからこそできる外国人との交流を実際に体験しながら考えた。
取材にあたって、まず外国人と英語で話す機会をつくるため、「外国人お助け隊」を結成。四条大橋や京都駅に「Can I help you?」などと書いたボードを持って立ち、英語で外国人観光客をサポートするボランティアをした。そのほか、国際交流パーティーや、京都市国際交流会館で行われている外国人向けの日本語講座のボランティアにも参加。学生は、「自ら動くことで、日本でも外国人と交流する機会を得ることができました。ボランティアでは、最初は勇気が必要だったけれど、言葉を交わすと温かな笑顔をみせてくれて、こちらも楽しかったです。これからも街中で困っている外国の方を見かけたら、積極的に声をかけていきたい」と話した。
【2013年7月10日 京都新聞に掲載】