芦屋神社境内の古墳について文学部歴史遺産学科の一瀬和夫教授がコメント

 これまでに横穴式石室が確認されていた芦屋神社(兵庫県芦屋市)境内の古墳を、本学文学部歴史遺産学科の一瀬和夫教授と学生で組織する考古学研究班が調査している。詳しい調査を行うのは初めて。研究班は8月初旬から測量などの調査を開始した。今後、詳細な実測図を作成し、八十塚古墳群の石室などと比較する。一瀬和夫教授は「単独で造られた古墳で、芦屋、西宮に多い群集墳とは異なる。有力者が埋葬された可能性もある」と分析している。研究班は、来春に調査内容を発表する予定。

【2013年8月10日 神戸新聞に掲載

2013年度一覧へ