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現役エジプト人救急救命士が本学にて病院前救急医療研修を受講

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 2022年5月23日(月)、24日(火)、29日(日)、6月1日(水)の4日間にエジプトから 現役の救急救命士10人が本学に来訪され、病院前救急医療研修に参加しました。 この研修は国士舘大学で2018年より実施されている、日本とエジプト・アラブ共和国の「人材育成事業(保健分野)」によるカリキュラムの一環で行われ、PEMEC※(Prehospital Emergency Medical Evaluation and Care)に基づく傷病者観察や処置を中心に、健康科学部救急救命学科の1回生、3回生とともに受講していただきました。


 初日の1回生との実習では、エジプト人救急救命士の方々が、助言をする場面がありましたが、3回生の実習では学生の技術の高さに度々驚かれていました。また、実習で使用する人形や器具、機械についても関心を持たれていました。

 エジプト人救急救命士の方々は、とても熱心で教員への質問で教室内が賑わっていました。 また医学的知識だけではなく、救急救命士の教育養成制度についても関心が高い様子でし た。
 救急救命士のモハメド・サラマさんは、「シナリオをしっかりと組み立てて、ミスがないよ うに処置しているところが感動した。エジプトでは、論理的な学習のあと、すぐに現場に出ていたが、日本のように実習を取り入れることや、最新の技術などを持って帰りたい」とおっしゃっていました。同じく救急救命士のアミン・ケラニさんは「他国で研修したことがあったが、来日したのは初めてだった。研修制度がしっかり整っていることが良かったし驚いた。1回生は基礎基本をしっかりと学び、身につけることで、3回生ではスキルの高い技術が発揮できている」とお話してくださいました。

 国士舘大学の防災・救急救助総合研究所の植田広樹教授は、今回の取り組みについて、「制度の違いは、文化によって異なるため日本の制度の素晴らしい部分が参考になれば良いなと思います」と話されました。また、本学救急救命学科の福岡範恭講師は、「一つひとつの助ける技術は私たちもエジプト人救急救命士の方々も同等で、今までの経験が豊富な方たちだということが、言葉は通じないが、動作でよくわかります。『命を助ける』という気持ちは同じであることが、熱心な姿勢から感じました」と話されていました。

 本学でこの研修を受け入れるのは今年度が初となりますが、「命を明日につなぐ」というスロ ーガンのもと、学生が国籍や言語、文化など様々な人との交流を通して、より広い視野で学ぶ機会となりました。

※PEMEC とは、病院前救急医療(プレホスピタル)のうち、通報の段階で心肺停止なし・外傷なしの内因性疾病傷病者の観察・処置の標準化のため、策定されたアルゴリズムです。

取材:学生広報スタッフ 勝田 ののは
撮影:学生広報スタッフ 廣里 武蔵 


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