ビジネスゲームで楽しく学ぶ!サプライチェーンの原理

 2023年7月5日(水)、啓成館において、経営学部経営学科のロジスティクス論(担当教員:桑 海侠)の講義で「ビールゲーム」と呼ばれるビジネスゲームを行いました。本講義は、「モノの流れに関する基礎理論と実践を学習すること」をテーマとしています。
 「ビールゲーム」は1960年代マサチューセッツ工科大学で開発されたシステムダイナミックスを学習するためのロールプレイングゲームです。近年、経済のグローバル化により、モノづくりも世界中で可能となりました。一方、商品の注文から納品されるまでのリードタイムが長くなることにより、企業において、欠品や過剰在庫の問題も深刻化しています。「ビールゲーム」は、サプライチェーンで起こる欠品や過剰在庫などの原理やシステム思考の重要性をシンプルに体感でき、学習に効果的とされています。
 学生はグループに分かれて、協力しながらゲームを進めました。桑 海侠先生は、各テーブルを回って学生らの質問に答え、ゲームをサポートしました。学生は「ゲームのルールを理解するまでは戸惑っていましたが、徐々に慣れていき、楽しい雰囲気の中でゲームに参加することができました」「すごく盛り上がり、面白かったです」「ゲームを通じて経営に関する仕組みを理解できました」と感想を述べました。

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