たちばなオリジナルアロマ誕生にむけて。経営学部の松石ゼミ3回生が商品提案を実施!

230724_メイン.png 2023年7月、オーガニックアロマブランドのパーフェクトポーションジャパン株式会社(京都市中京区)と新商品の企画・開発を進めている経営学部の松石泰彦ゼミの3回生が同社代表取締役である山本貴世氏に商品提案を行いました。

 本プロジェクトは、「京都の学生と新たな視点で商品開発を実現したい」という同社の思いがきっかけとなり、松石ゼミとの連携が実現しました。このゼミでは、主に企業の社会的責任(以下、CSR)や持続可能な開発目標(以下、SDGs)などを取り入れた企業経営を学んでいます。本プロジェクトも社会的課題を解決するためにそれらの視点を用いながら、学生らしい発想を活かして取り組んでいます。

 本プロジェクトのキックオフとなったのが、今年2月にアカデミックリンクスにて開催されたパーフェクトポーション創始者のサルバトーレ氏によるアロマセラピー講座(詳細はこちら)

 キックオフ以降、学生たちが商品企画に取り組む中で、同年5月には山本氏による講座も開催。同講座では「学生が本当によいと思うものを一緒に作りたい」という商品化への思いや、「原材料からこだわり、サステイナブルである同社のアロマが日本でも通用すると確信した」という同社の事業についてなど、山本氏から様々な思いや経験が語られました。最後には、プロジェクトへの今後の期待について「学生らしい大胆な発想を持ってほしい、ストーリー性のある提案がほしい」と学生たちに伝えられました。

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 その後、学生たちは4チームに分かれてたちばなオリジナルアロマの実現に向けて、新商品の核となる素材探しや企画検討を進めてきました。7月、ついに各チームの新商品企画が完成。企画提案動画を撮影して、同社へ提案を行いました。そして、7月24日(月)に、山本氏による講評会が行われました。素材探しの着眼点の良さや具体的な精油※の抽出の可能性、精油※が抽出できた際の価格設定等商品化へのハードルなど、各チームの提案一つひとつに対して丁寧に講評をいただきました。
 今後は商品開発に向けて同社内で検討や研究がなされていく予定です。

※精油は植物の香り成分を抽出したエッセンスです。花や葉、果皮、根などを蒸したり、皮を搾ったりして抽出します。精油1kgを得るために、ラベンダーなら花穂を100~200kg、ローズなら花を3~5トン※も必要とします。大量の原料植物から、ほんの少ししか採れない貴重なエッセンスです。産地や生産条件などにより異なります。
(公益社団法人 日本アロマ環境協会 HPより)



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学生たちに講評を行う山本氏


講評会を終えた学生たちに予想外な展開が!?

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 講評会を終えた学生たちに向けて、山本氏から新たなコラボ企画が発表されました。8月5日(土)に開催される本学のオープンキャンパスで、新しく開発する「香り」(=「タチバナの香り」)を高校生たちに体感してもらい、このプロジェクトのPRをしようというものです。
 新しい企画では、学生たちがイメージする「橘らしさ」を考案。学生たちからは「ハッピー」「おだやか」「予想外⁉」の3つのテーマが選ばれました。その後、3チームに分かれ、テーマに沿った香りを探し出しました。今後、同社でブレンド作業を行い「タチバナの香り」試作品第1弾が完成予定です。次回8月5日(土)のオープンキャンパスで実際に「タチバナの香り」を体感することができます。ぜひお楽しみに。

※当日は本プロジェクトの一環でアンケートを実施しており、アンケートに協力いただいた方には同社の人気商品をプレゼントしています(先着150名)。開催時間などの詳細はオープンキャンパス特設サイトをご確認ください。



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