8大学の学生が地下鉄をアートでジャック! 工学部建築デザイン学科の河野ゼミ生による作品が地下鉄・椥辻駅に展示中

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 2023年11月10日(金)から12月20日(水)まで、京都市内の8大学の学生がアート作品で京都市営地下鉄の駅を彩る「KYOTO駅ナカアートプロジェクト2023」(KYOTO駅ナカアートプロジェクト実行委員会主催)が開催されています。
 この取り組みは、「大学のまち京都」「国際文化芸術都市京都」で学ぶ学生たちが創作したアート作品を地下鉄駅に展示し、地下鉄のイメージアップと活性化につなげるとともに、京都の文化芸術を発信することを目的としています。2011年度から実施され、今回で12回目となり、本学は2012年度から参加しています。

 今年のテーマは「京都をアートで元気に」で、本学は、京都市営地下鉄椥辻(なぎつじ)駅を担当。工学部建築デザイン学科・河野良平教授 2回生ゼミ 23名が共同で制作した作品が展示されています。

 作品名は「さらり椥の木」で、椥の木の葉が風に吹かれてさらさら揺れる様子を表現したものです。制作前にゼミ生で駅を見学した際に電車が近づくと風が吹くことに気づき、作品へのインスピレーションが湧いた、とのこと。また、駅が明るく広く見えるように、背景にミラーシートを用い、椥の木の葉をカラフルにしています。駅を訪れた人が作品を見て、明るく楽しい気持ちになってくれるようにとの想いが込められています。

 リーダーを務めた高見直翔さんは「制作にあたり、ゼミ生みんなで作品のキーワードを出し合ったところ、風を感じる「さらり、ゆらり」や、椥辻駅の駅名の由来から「椥の木」が挙がったので、「さらり椥の木」と名付けました。様々な色の葉が風でさらさらと動くことで駅を訪れた人にさわやかな風を感じてもらい、明るく楽しい気持ちになってもらいたいです。木の雰囲気が感じられるよう塗り方や切り方等を試行錯誤し、細部にこだわりを詰め込んでいるので、ぜひ、駅に足を運んでほしいです」と話しました。


制作者:工学部建築デザイン学科 河野良平教授 2回生ゼミ(敬称略)
石田未優、宇野遼吾、江守野々花、岡田花楓、岡本和歩、沖田穂香、奥田玲菜、落合将太、木下桜花、佐藤要、澤村友紀、田岡大和、高見直翔、瀧上遥菜、建守いつは、土居耕大、中尾晴、中尾亮太、西村純太、橋本和真、村上達哉、森本琉生、山本あやめ

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