文学部日本語日本文学科・日本語日本文学会共催「茂山忠三郎氏講演会『狂言の笑い』」を開催

 11月9日(木)に文学部日本語日本文学科・日本語日本文学会共催で大蔵流能楽師狂言方・茂山忠三郎氏による学術記念講演会『狂言の笑い』を開催しました。当日は、文学部日本語日本文学科の学生約200名が参加しました。
 日本語日本文学会では、例年、第一線で活躍されている表現者の方を招き、講演会やワークショップを開催しています。

 講演会では、茂山氏が狂言の歴史や狂言面、装束、能舞台等についてわかりやすく解説していただきました。能舞台の下には反響をよくするために甕(かめ)が埋まっていることなど初めて聞く話も多く、学生たちは興味を持って聞いていました。

 その後、「寝音曲」という演目を上演。茂山氏から、「扇だけを用いた狂言なので、ぜひ想像して鑑賞してください」との説明をいただき、学生たちは演者の言葉の掛けあいを楽しみながら鑑賞していました。学内で伝統芸能に触れることができる貴重な時間となりました。

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