経済学部の平賀ゼミが「持続可能な農業と小さな菜園体験会~マイ家庭菜園を作ろう!実習~」を開催

 10月30日(月)に経済学部経済学科の平賀緑准教授のゼミで、「持続可能な農業と小さな菜園体験会~マイ家庭菜園を作ろう!実習~」が行われました。
 平賀ゼミでは、自分たちの食や生活から経済社会を実感して考えるため、学内の食環境を調査したり、フードバンクや近隣の田畑で実際に作業に参加したりするなど、食べものから経済を考える活動をしています。今回は、ゼミでの学びの一環で、公益財団法人京都市環境保全活動推進協会の竹花由紀子氏と、京都市伏見区で農園を営む株式会社中嶋農園代表取締役の中嶋直巳氏を講師として招き、環境と農業の関わりや持続可能な農業へ理解を深めるとともに野菜栽培を体験しました。

 当日は、京都市環境保全活動推進協会の竹花氏より、気候変動や環境問題に対する京都市のエコ活動への取り組みについて紹介がされました。株式会社中嶋農園の中嶋氏からは、生ごみ堆肥及び減農薬有機肥料による栽培や太陽光発電の導入、次世代の農業担い手育成など中嶋農園での取り組みや課題について紹介がされ、持続可能な農業への理解を深めました。その後、中嶋氏の指導のもと、にんにくと玉ねぎを植えました。プランターは学生たちが持参した牛乳パックや野菜の空き容器などを再利用してつくったもので、苗植えのための土づくりや植え方、栽培方法などの説明を受けながら苗植えを体験しました。

 なお、今回の取り組みは、京都市が主催する「2050年CO₂ゼロ『どこでもトーク』」の一環で実施されました。これは、環境にやさしいライフスタイルへの転換と地域力向上をめざしてエコ活動に取り組む地域やコミュニティや環境問題・SDGsについて学ぶ団体を支援する取り組みです。



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