公務員をめざす学生を対象に連続講演会を開催

　11月24日（金）から12月8日（金）にかけて、公務員就職をめざす学生を対象に「公務の職場を学ぶシリーズ　～社会労働政策を担う～」連続講演会が開催されました。今回の講演会では京都労働局長の赤松俊彦氏をはじめとする3名の講師をお招きし、公務の中でも社会労働政策への理解を深めるためのテーマで全3回の連続講演として実施しました。人口減少や少子高齢化、女性の就業率の上昇など現代社会の課題に対し労働行政が果たすべき役割はますます大きくなっています。本講演会ではそれらを担う労働行政の第一線で働く方々からのお話を聞き理解を深めるとともに、自身のキャリアイメージを膨らませることを目的として開催されました。

　本学では公務員をめざす学生をサポートするための課外講座として「公務員試験デュアル講座」を実施しています。本講座は、経済学部の石水喜夫教授指導のもと全12回で構成され、公務員をめざす学生たちが職業として公務員を理解することや、公務員試験専門科目のうち主要科目の基礎を学ぶことを目的として実施しています。今回の講演会はこの講座の一環として実施されました。

　各講演会終了後には講師のもとに熱心に質問に行く姿もみられ、今回の講演会でより具体的に労働行政へ理解を深める機会となりました。


第1回 2023年11月24日（金）
京都労働局長 赤松 俊彦 氏
「労働行政と京都労働局の任務」

　

第2回 2023年12月1日（金）
京都労働局労働基準部監督課 主任監察監督官 高塚 知紀 氏
「労働基準監督官と労働基準監督署の仕事」

　

第３回2023年12月8日（金）
京都労働局職業安定部職業安定課 課長補佐 森岡 淳 氏
「公共職業安定所（ハローワーク）の仕事」