京都橘大学・西北大学(中国)・大連東軟信息学院(中国)が共催し「2023年度日中学生フォーラム」を開催

231217-1.jpg 2023年12月17日(日)に京都橘大学・西北大学(西安市)・大連東軟信息学院(大連市)共催で「2023年度日中学生フォーラム」をオンラインで開催しました。

 西北大学との共催は今年度で3回目となり、大連東軟信息学院は新たに参加することになりました。本学の参加学生は、経営学部・楊秋麗准教授が担当する「プロジェクト演習Ⅰ」を受講している経営学部2回生18名で、このフォーラムは、「プロジェクト演習Ⅰ」の研究成果報告会として開かれたものです。西北大学の参加学生は日本語学科「日本語コミュニケーション・上級」(担当教員:高橋智子先生)を受講する3回生の学生25名で、大連東軟信息学院の参加学生は国際教育学院の各学年から選抜された学生11名(指導教員:賈鳳妍先生、郭思言先生)です。

 今年度の研究課題は昨年度に引き続き、「日本のニッチ商品を中国ECで販売するために」です。フォーラムにおいては、本学の学生は「大人用ランドセル」「大きいサイズファッション」「キャンプ時に利用する調味料」「vlogカメラ」「ブランドウェディングドレス」という日本製ニッチ商品の経営戦略に対する文献調査で得た研究成果5本を発表しました。
 西北大学の学生は「天猫(Tモール)」「淘宝(タオバオ)」「快手(クアイショウ)」「抖音(TikTok)」などのプラットフォームを利用するライブコマース、京東(ジンドン)物流配送モデル、新たに人気を呼んでいる中古フリマアプリ「閑魚」について5本を発表しました。
 大連東軟信息学院の学生は「越境ECの機会と挑戦」「コミュニティ型共同購入EC」について2本を発表しました。これらの発表を通じて、日中学生は日本側の製品情報と中国側の市場情報を共有し、今後の研究課題のヒントを得ることができました。

 研究発表の後、3つのブレイクアウトルームに分かれて、学生交流を行いました。交流にはフォーラムの開催をサポートしてくれた西北大学日本語学科の2回生や本学に交換留学中の西北大学の学生も参加し、今後のさらなる交流を約束しました。

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