都市環境デザイン学科建築・インテリアコースで卒業研究オープンジュリー(公開審査会)を開催

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 2024年1月16日(火)、現代ビジネス学部都市環境デザイン学科建築・インテリアコース(現:工学部建築デザイン学科)にて、卒業研究のオープンジュリー(公開審査会)が行われました。これは4回生による卒業制作・論文の中から選抜された作品を教員や在学生の前で発表するもので、今年度は個性豊かな制作14点、論文1点のプレゼンが行われました。
 審査会では選ばれた15名の学生が、作品・論文について制作背景や課題を説明し、作品のコンセプトと目的、敷地計画や空間計画、自身の作品に込めた思い、研究し考察した結果をプレゼンテーションしました。審査は専任教員8名とゲスト講師8名によって行われ、図面や模型を間近に観察しながら質問や指摘を行い、改善点を学生にアドバイスしました。

 教員それぞれが審査を行った結果、最優秀賞1点と優秀賞2点、そして学生の投票で選ばれた学生賞1点が選出されました。受賞したのは、下記の3名です。

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最優秀賞 池野 来実さん(写真:左)
「つとめる人のつとめる舎 -近江八幡の田園風景を活かして-」

優秀賞 木元 菜津紀さん(写真:中央)
「日常に非日常を -自然を受ける・影響を受ける-」

優秀賞・学生賞 木戸 紗蘭さん(写真:右)
「ツギの東九条のカタチ -芸術活動を通した多文化共生の拠点づくり-」


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最優秀賞作品 「つとめる人のつとめる舎 -近江八幡の田園風景を活かして-」

 最優秀賞を受賞した池野さんは「まさか自分が最優秀賞に選ばれるとは思っていなかったので嬉しいです。もともとホテル設計に興味があり、早い段階から卒業制作のテーマをホテルとすることに決めていました。様々な宿泊施設に泊まった経験や、授業で学んだ知識、そして生まれ育った滋賀県の豊かな自然を生かして作品を制作しました。模型でこだわったポイントは、手間をかけて作った田んぼの部分です」と語ってくれました。

 このオープンジュリーで学生たちは今までの学びを振り返りつつ、学生同士で努力と成果を称え合いました。



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