経済学部・前田一馬専任講師ゼミが京都府商店街振興組合連合会と連携し、地域の魅力を発掘し記事にまとめて発信するプロジェクトに取り組みました。執筆した記事は同連合会が発刊する「京都商店街新聞Vol.8(2024年1月発行)」に掲載されました。
前田ゼミでは、地域の文化や歴史を観察し読み解くことをテーマに、地域的な特色を把握・分析するフィールドワークなど、実践的に学んでいます。
今回のプロジェクトでは、3回生の14名が古川町商店街(京都市東山区)について、歴史や各店舗の概要、商店街とまちの関わりなどを調査、取材・撮影しました。学生たちは、同商店街のまちづくりがどのように進められたのかをテーマに、商店街と白川エリアの活性化の立役者、昭和初期に創業した商店の現店主、新しくお店をオープンさせたオーナーの3名にインタビューをして古川町商店街の歴史と魅力について記事にまとめました。
参加した学生たちは、「自分たちで質問の内容を考えて、聞き取りをするのは初めての経験でした。商店を営むうえでのこだわりと熱意に圧倒されながらも、『思い』をお聞きすることができました」「たくさんの貴重なお話を限られた字数のなかでどのように記事にするか、グループの意見がなかなかまとまらず大変でしたが、良い経験になりました」と活動を振り返りました。