【工学部建築デザイン学科】建築のプロフェッショナルから学ぶ、キャリア支援企画を開催

　2024年2月13日（火）～14日（水）、工学部建築デザイン学科の２回生15人が東京キャリアツアーに参加しました。本ツアーは建築に関わるさまざまな役割を担う現場の方に話をうかがうことでキャリア意識を醸成することを目的に実施しているキャリア支援企画です。今回のツアーでは、積水ハウス・駒沢シャーウッド展示場「ＨＵＥ」、駒沢オリンピック公園総合運動場、清水建設技術研究所を訪問、見学しました。

　2月13日（火）、積水ハウス・駒沢シャーウッド展示場を訪問し、アパレルブランド「ミナ ペルホネン」のデザイナー皆川明氏とのコラボレーションから生まれた積水ハウスのモデルハウス「ＨＵＥ」を見学しました。積水ハウスの方から開発秘話等をうかがい、ハウスメーカーとしての先進的な取組みの目的やそれを実現するためのデザインの大切さを学びました。

　続いて、1964年東京オリンピックの会場であり歴史的価値のある建築が残る、駒沢オリンピック公園総合運動場を見学しました。運動場・公園の運営に関わる職員の方から施設管理について教えていただき、建物はつくって終わりではなく、その維持・運営こそ大変な仕事であることを学びました。

　2月14日（水）、清水建設技術研究所のテクニカルツアーに参加しました。清水建設の主席研究員の方から建設技術の側面から建築をみることの大切さや、制震と耐震の違いなどについて学びました。日頃設計課題で試行錯誤しているデザインはそれを実現する技術があってこそ成り立つということを肌で感じられ、参加した学生には大変有意義な機会となりました。