健康科学部救急救命学科の学生10名が2025年2月24日(月)に開催された大阪マラソン2025において救護活動を行ったことに対し、組織委員会から感謝状が贈られました。大阪マラソンは、誰もが参加できる国内最大級の都市型市民マラソンでありながら、東京2025世界陸上競技選手権大会日本代表選手選考レースにもなった大会です。
当日は時折小雪が舞う中での実施となり、本学救急救命学科学生も救護所、コース沿道に配置し、応急処置の提供等を行いました。大会全体での救護所利用およびコース上での対応件数は1,034件となり、発生した心停止事案に本学学生も対応しました。当該ランナーは無事に社会復帰され、後日、本学学生へ感謝の連絡をいただきました。
●救護対応をした学生からのコメント 健康科学部救急救命学科2回生 森口笑満さん
ランナーさんから倒れている方がいると聞き、気づけば今までの寒さを忘れてAEDを背負い現場へ走っていました。 医師の方々が応急処置をされていたため、私たちはシートで覆うなど周りのサポートを行いました。倒れた方が元気に過ごされていると知り、とても嬉しく安心しました。今回、早期の心肺蘇生とAEDを用いた電気ショックが心拍再開につながり、その大切さを改めて実感しました。
●救護対応をした学生からのコメント 健康科学部救急救命学科2回生 今井和宝さん
傷病者の方が倒れるところを後ろから見ていましたが、その時はまさか心停止だとは思いませんでした。119番通報を担当した際、場所の説明や自分の行動、優先順位が合っているか不安な気持ちでいっぱいでしたが、後日、ご本人から直接お電話をいただき無事社会復帰されたことを知り、本当に安心しました。処置をしてくださっていたボランティアのドクターやナースの皆様の力により、社会復帰できるところまで回復され本当に良かったです。
▼健康科学部 救急救命学科
https://www.tachibana-u.ac.jp/admission/faculty/elg/
▼大阪マラソン組織委員会
https://www.osaka-marathon.com/2026/info/session/