12月5日(金)、「ちいさな総合出版社」として知られるミシマ社の創業者・三島邦弘氏による特別トークショー「就職の軸"面白い"の見つけ方」を開催しました。
このイベントは、変化の激しい時代において、どのようにキャリアを切り拓いていくのかを考えるヒントを学生に届けたいと、キャリアセンターが企画したものです。

当日は、本学が運営する「たちばな教養学校 Ukon」の学頭であり、編集者・読書案内人の河野通和氏がナビゲーターとして登壇。三島氏との対話形式で進行しました。
三島氏は、ミシマ社創業時の思いや出版業界の現状を交えながら、
「出版業界は厳しい市場ですが、『本』との出会いには人それぞれのタイミングがあります。だからこそ、私たちは『一冊入魂』を掲げています。大切なのは、自分の心が"面白い"と思える環境をつくること。どう生きたいかは、自分の価値軸で決まります。『面白い』と感じる力を養うことが、人生を豊かにする鍵だと思う。」と、学生たちへ語りかけました。

河野氏も「多様性は当たり前のこと。人との"ズレ"を楽しむことが、面白さを見つけることにつながる。直感も大切にしてほしい」と呼びかけました。

質疑応答では、総合心理学部1回生の後藤真輝さんが「やりたいことを貫くのは大切ですが、現実には断念せざるを得ない場面もあるのでは?乗り越えるために、習慣などありますか」と質問。
三島氏は「周囲の助言を聞くことは大切。でも、20代は"うまくいかないこと"を財産と思ってほしい。失敗は次の道への道しるべだと思う。今、ある"安定"というのも時代とともに変わるので、自分の気持ちを大切に持ち続けてほしい」とエールを送りました。
河野氏も「成功のパターンは一つではない。周囲と足並みをそろえるのではなく、自分の好きなことを大切に育んでほしい」と温かい言葉を添えました。

参加した学生からは「ミシマ社の本が好きでよく読んでいます。今日の話を聞いて、自分の気持ちを大切にしたいと思いました」などと感想が寄せられました。
トークショーの内容はこちら:
https://www.tachibana-u.ac.jp/career/news/2026/01/post-3.html