新型コロナウイルス感染症について(学長メッセージ)

教職員の皆さまへ

 

 新型コロナウイルス感染症拡大という非常事態のなか、教職員の皆さまも、不安な日々を過ごされていることと存じますが、日々大学教育にご尽力いただき誠にありがとうございます。

 このような状況においても、国際英語学部、文学部、発達教育学部、現代ビジネス学部、看護学部、健康科学部、研究科のそれぞれで、自らの将来や社会への貢献に向けて歩みを続けている学生のために、私たちは、継続して質の高い教育を提供していく必要があると考えます。本学は、これまで、学生のことを一番に思う皆さまのお力により、数々の教学改革・充実を進めてきました。今回も、学生一人ひとりの将来を守るために、教職員一丸となって最善の学修環境の提供に向けて対応を行いたいと思います。

 先にご案内の通り、本学では2020年度前期について、すべての授業をオンラインで実施することを決定しました。遠隔授業実施にあたっては、この間取り組んでいただいていた方法はもちろん、オンデマンド型の動画授業の配信、テレビ会議システムを活用した同時双方向型の展開や質疑応答が可能です。受講の際に通信環境が充分に整っていない学生を対象にしたパソコン等の無償貸し出しなど、授業充実に向けた体制を整えています。また、WEBによるアドバイザー教員の指導や就職活動支援、図書館による送本などのサポートも行います。このような体制で、教職員の皆さまにはさまざまなご準備をお願いすることになるかと存じますが、できる限り良質な教育と学修環境の提供に向けて、引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。なお、授業づくり支援のためのチームを編成して、先生方のサポートを行います(e-support@tachibana-u.ac.jp)。

 

 このようにこれまでにない課題に取り組まねばならない状況とはなりますが、今回の教職員一丸となった取り組みが、未来の社会(AI時代)を生きる学生への教育支援体制として、本学の財産となるはずです。皆さまには、ご自身の健康に充分にお気をつけていただくとともに、引き続きご協力のほど、重ねてお願い申し上げます。

 

2020年4月30日

京都橘大学 学長 日比野 英子

(京都橘大学新型コロナウイルス対策本部長)

 

 

■学長メッセージ(更新履歴)

2020年4月22日

2020年4月14日

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