徹隨
尾西正成
しっかりと確かな線で真っ直ぐ制作に向かいたいと常々心掛けています。
字形にはこれといった工夫せず骨格の確かさを示したいと張り切りました。紙も墨も若い頃になけなしのお小遣いで買い貯めておいたもの。その取り合わせが偶然の妙味を与えてくれたらと願いました。様々反省はあるものの今の自分の精一杯。制作の詰めの甘さがいつまでたっても抜けません。その甘さは生来の僕の個性かと諦めつつ、開き直ってまた新しい自身の甘さを発見するため日々鍛錬を重ねています。
(第70回現代書道二十人展出品作・個人蔵)








