TOP

無尽蔵

尾西正成

素紈不畫意高哉 倘著丹青墮二來 無一物中無盡藏 有花有月有樓臺

日々の生活の中で出会う美しいものに心を動かされ、その美の出処を知りたい好奇心は幼い頃から変わりません。書においても同様。本作は自由自在に筆を振う明代の書人にあこがれました。その美の源を探り自身の書に落とし込みたいと願いますが、理想はなお遠くその思いは紙面にこれっぽっちも結実しません。それでも、純粋に憧れた美を自分のものにしたい欲望が僕の制作の原動力。古典に向かい筆跡を追うことで美の一端に触れられる楽しみも書の魅力だと思います。

(第70回現代書道二十人展出品作・個人蔵)

  • 入試情報
  • 資料請求
  • オープンキャンパス