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Episode01
タチバナ × 竹本 あかね さん

今回は歴史学科3回生の、竹本あかね(たけもとあかね)さんを密着取材しました。
吹奏楽部の部室に突撃したところ、副部長から
ぜひ竹本さんに!と推薦していただいたので取材してきました。
吹奏楽部幹部の肩書を持ち、教職課程を取っている竹本さんは
一体どんなキャンパスライフを送っているのでしょうか。

09:00 
1限「社会科教育法Ⅱ」@明優館D201教室

今日はここからスタート!

〈授業の概要〉「社会科教育法Ⅱ」
中学校・高校の社会科の授業を学生が自ら構成する。少人数または個人によって教材を作り、具体的な学習指導案を作成する。また、模擬授業を実践して学生同士で評価し合い、授業力向上のための授業研究を行う。

受講生の一人が歴史の模擬授業をしています。
堂々としていて声のトーンも聞き取りやすく、
「ここまで大丈夫ですか?」と全体に確認する場面も見られました。
一方的な伝達ではなく親しみやすい対話を心掛けているようです。

10:55 
2限「社会科教育法Ⅳ」@清史館 821教室
〈授業の概要〉「社会科教育法Ⅳ」
中学校の社会科の地理分野を中心に、中学校の教科書の構成を調べたうえで、学問領域との関係を理解する。また、生徒の興味・関心を引き出しながら、発展的な学習内容を意識しつつ、地理的な見方や考え方を培うための地理分野の教材開発と授業づくりの方法を学ぶ。

中学校の地理分野の中から各受講生が学習テーマを決め、
スライドを使って模擬授業をします。
資料の使い方など、先生がところどころでアドバイスをしながら進めます。

次回は竹本さんのグループが発表するそうで、
授業終了後にミーティングをしていました。

――
1.2限と、学生が模擬授業をしていましたね。そしてみなさん、話すのが上手ですね!
竹本さん:
中学、高校の教員を目指しているので、実際の授業を想定してみんなの前で模擬授業をします。配布するレジュメなんかも自分で作りますよ。
12:50 
@アカデミックリンクス3F イノベーションラボ

イノベーションラボ
先端情報関連機器などを設け、多様な目的に応じて全学生が利用できる場所。プレゼンテーションエリア/シューティングスタジオ/プログラミングエリアがある。

竹本さん:
3限は漢文の史料の読解や、関連史料を説明して討論する少人数での授業です。今日は私に発表が回ってくるので、ここで史料を印刷します。
――
準備ばっちりですね!3限まであまり時間がなさそうですが、お昼はどこで食べるのでしょうか?
竹本さん:
お昼はいつも教室で食べています。今日は通学途中のコンビニで買ってきました。
13:20 
3限「日本史講読Ⅱ」@清香館 B104
〈授業の概要〉「日本史講読Ⅱ」
受講生が担当する史料を決め、史料の読解や関連史料の調べ方を学ぶ。また全員の模擬発表を通じて、レジュメの作成や発表方法について学び、史料についての理解を深める。

みなさん集中して授業に取り組んでいます。

漢文を読み下しながら発表する竹本さん。

――
発表お疲れ様でした!
竹本さん:
漢文の発表は難しく緊張しますが、先生からの質問にも答えられるよう、前もって準備をするようにしています。無事に終わってほっとしました!
15:00 
吹奏楽部 部室へ @清心館3F 練習ホール

今日は個人練習とのこと。
その後、竹本さんにインタビューをしてみました!

――
竹本さんはなぜこの大学を選んだのでしょうか?
竹本さん:
京都橘大学の文学部は、専門的な知識を学ぶだけではなく、社会に出てから活かせるような実践的な取り組みや、資格取得ができるため選びました。わたしは社会科の教員を目指しているので、教員免許が取れことが大学選びのポイントでした。
そしてやはり決め手は、吹奏楽に力を入れているという点です。わたしは中学、高校と吹奏楽部でフルートを吹いており、大学でも続けようと思っていました。京都橘大学の吹奏楽部は学内や地域でのイベントだけでなく、コンクールやコンサートなど演奏の機会が多いところに惹かれました。
――
なるほど。先日もサンクスデーや学祭がありましたし、とても充実していそうですね。
竹本さん:
そうなんです。練習は週4日あるのですが、今年は特にイベントが多く、練習量が増えて授業やアルバイトとの両立が大変でした。でも、いろいろな場で演奏できるのはとても嬉しいです!一番大きなイベントは毎年8月頃に行われる全日本吹奏楽コンクールです。今年は京都府大会を突破しました。関西大会では銀賞で、惜しくも全国大会には届かなかったので、来年こそは金賞を獲得し関西代表となれるよう、さらに部活を盛り上げていきたいです。
――
今後がとても楽しみですね!竹本さんは幹部という立場とのことですが、具体的にどんな役割があるのでしょうか。
竹本さん:
幹部は5人いて、わたしは“インスペクター”という役職です。練習予定を組んで全体に連絡したり、音楽監督の先生と次の目標に向けて打ち合わせをしたりと、部活の運営をスムーズに行うための役割を担っています。部員は109人いて、みんな授業や大学に来る日がばらばらですから、統率を取ることが難しいです。管理力が問われ、責任感のある仕事なので、自分自身のスケジュール管理も徹底することを心掛けています。
――
頼もしいです。役職があり、人一倍努力されているかと思いますが、部活を頑張り続けられる理由は何ですか?
竹本さん:
常に目標を意識しているからでしょうか。今は12月の定期演奏会を控えているので、それを成功させたいです!とても力を入れているのでたくさんの人に来てほしいです。あとは、わたしはこの部室が大学で一番好きな場所なので、好きな環境で練習できることが頑張れる理由かもしれません。

竹本さん:
ここは改装されてからすごく使いやすくなったんですよ!わたしたちの要望も聞いてもらえて、職員の方に手づくりで整備してもらったところもあり、すごく感謝しています。こうやって学生の活動を支えてもらっているので、目標に向かってさらに頑張ろうと思えます。
――
嬉しいコメントをいただき、ありがとうございます!練習中におじゃましました。
16:00 
この後もフルートの練習をするとのことで、インタビュー終了。

学業の傍ら、吹奏楽部のインスペクターとして活躍する竹本さん。
京都橘大学の快適な練習環境が、竹本さんを始めとする部員を支えているようです。
たくさんの先輩や後輩、同級生とともに
これからも素敵な音楽を届けていってください!
ありがとうございました!

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