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学長あいさつ

教養豊かで、専門性の高い人材を養成する大学

京都橘大学は開学以来、常に社会の課題にこたえる人材の養成をめざしてきました。国際、人文、教育、社会、工学、医療と多様な学部をもつ総合大学として成長を遂げ、さらに2023年には総合心理学部を設置し、これまで以上に充実した学びの環境を整えています。
今、世界は大きな転換期を迎えています。教養豊かなグローバル人材、専門性の高い職業人の育成は21世紀の世界からの要請です。本学はこの激動する時代に向き合い、多様なコミュニティのなかでさまざまに活動し、AI・ITの知識・スキルを身につけた新しい価値を創造する人材を養成していきます。
本学は教学理念に「自立・共生・臨床の知」を掲げています。本学での学びが多角的に物事を検討し、判断し、決定できる「自立」の力を育み、世界中のさまざまな文化や経済の仕組みをもつ人々と理解しあえる「共生」の姿勢を身につけ、学内外のフィールドで学んだ成果を社会へ還元する「臨床の知」へつなげることを目標にしています。

ますます多様な学生が集まり、お互いを刺激し合うキャンパスへ

京都橘大学は、AI やテクノロジーが急速に進化する時代だからこそ、より重要になる人間のこころのありようを理解し、人のこころがどのような役割を果たすのかを解き明かす総合心理学部を2023年に開設し、9学部15学科を擁する総合大学となりました。
社会が変化し続けるなかで、学ばなければならないことも変化し、学び続けることも求められています。この変化に対応するために、京都橘大学は時代にあわせて学ぶ環境や内容を常に最適にアップデートし、これからも新しい挑戦を続けていきます。その一環として、2024年には、日本のIT系人材の質的・量的充実を目的として、大学院に情報学研究科情報学専攻修士課程※を開設予定です。さらに、2026年にはAI時代で求められる情報スキルを持った人材と、医療健康・工学分野をつなぐ人材を養成するために、工学部デジタルメディア学科※、工学部ロボティクス学科※、健康科学部臨床工学科※を設置構想中です。
進化し続ける総合大学としてのダイナミズムをいかし、ハードとソフトの両面からキャンパス環境の充実を図るとともに、教育・研究・地域交流において新しいフェーズを切り拓いていきたいと思います。これまで以上に多様な学生がひとつのキャンパスに集い、文系・理系の壁を越えて学び合い、語り合い、新たな価値を見いだすことで、総合的な視野や知識をもつ人材に成長してほしいと願っています。

※いずれも仮称、計画は予定であり、変更の可能性があります。

京都橘大学 学長 日比野 英子 京都橘大学 学長 日比野 英子

京都橘大学 学長 日比野 英子