『文化交響』 新学部・新学科開設記念講演会 特設サイト
交差するその先に拓く、創造の扉
IT技術を駆使した創造的な活動は、社会にどのような価値を生み出すのか、新しい産業の担い手になりうるのか、また、豊かな人生につながるのか。AI・ITと発展するこれからの社会は、新しい希望と夢にあふれた未来です。
京都橘大学では、2026年4月にデジタルメディア学部※、工学部ロボティクス学科※、健康科学部臨床工学科※の設置を予定しています。デジタルメディア学部※は、CGや音響処理、AIなどのIT技術とクリエーションを融合させたカリキュラムにより、次世代のコンテンツ創造ができる人材の育成を掲げています。また、工学部ロボティクス学科※は機械・電子・情報などの総合的な工学知識や技術を身に着け、AIおよびロボットを含む機械技術の研究・開発や運用スキルを習得し、メカトロニクス技術者の育成をめざしています。
デジタル技術を使って社会をどのように描いていくのか、改めて人間の本質を理解し、歴史や文化の力でAIやロボットが人間社会としなやかに共存する道を探る機会とし、多様な文化を尊重しながら「伝統」と「未来」を交差させ、発展する技術と共に新しい文化や価値を創造していくことの楽しさを次世代にむけたメッセージとして紡いでいく、それが『文化交響』です。
※すべて仮称。現在、設置構想中。計画内容は予定であり、変更する場合があります
『文化交響』アーカイブ
これまで開催してきた京都橘大学 新学部・新学科開設記念講演会 「文化交響 」Vol.1~Vol.4の詳細を以下よりご覧いただけます。
これまでとは違う、世界の見え方が変わるような瞬間が、きっと待っているはず。あなたはどの扉を開けますか?
Vol.4
文化交響 in 大阪・関西万博「EXPO共鳴フェス」
ロボットと共に生きる時代へ。AIロボティクスが拓く豊かな社会とは
-卓球ロボット[FORPHEUS]から紐解く近未来のリアル-
<終了>2025.6.18 開催 イベントレポート
舞台は万博へ。
ロボット技術は私たちの生活に融けこみ始めました。「人とロボットが共生する社会」はすぐそばにあります。そんな近未来の社会を解く鍵になるのが、オムロン株式会社が開発した卓球ロボットFORPHEUS(フォルフェウス)です。人と機械の融和をコンセプトに、人の能力を拡張し共に成長することを指向したロボット。そしてその「頭脳」を大きく拡張させたのが株式会社スクウェア・エニックス。「人のやる気」を引き出すメタAlを実装しました。文化交響第4弾では、次世代のトレンドテックであるAlロボティクスの「頭脳と身体」を紐解きます。心の扉を開いて、共に、未来への新しい世界線を描きませんか。
さぁ、近未来会議を始めましょう!
Vol.3
君の"好き"は、世界を変える"チカラ"になる!
ゲームが創る未来の文化とは?
<終了>2025.6.15 開催 イベントレポート
ゲームは、日本が世界に誇るコンテンツ産業であり、文化そのものだ。グラフィック、音楽、ストーリー、プログラム、そしてAI。多彩な分野のプロフェッショナルが情熱を注ぐゲーム制作は、まさに総合芸術であり、テクノロジーの最前線だ。「遊ぶ」だけではなく、新たな価値を生み出し、社会を動かすパワーがある。文化交響第三弾となる今回は、『ストリートファイター』や『モンスターハンター』など、独創性の高いタイトルを生み出してきた株式会社カプコンから、プロデューサーの牧野泰之氏が登壇。さらに、AI研究の第一人者・松原仁氏、リアルとデジタルの世界をつなぐエンジニア・吉田俊介氏が登壇し、未知なる扉を開け放ち、新しい世界に挑む。これはただの授業ではない。未来を変えるプロジェクトの始まりだ。君の"好き"は、未来を変えるチカラになる。さあ、スタートボタンを押すのは、君だ!
Vol.2
大津春の陣 固定観念を討ち、知の秘境へ挑む!
~歴史・文化・AIがひらく未来への扉~
<終了>2025.3.25 開催 イベントレポート
AIが進化する今、人間の創造力や教養はどのように未来と結びついていくのか。
歴史・文化・テクノロジーが交差する最前線で、新たな学びに挑む特別講演会が開催された。
パネリストは直木賞作家の今村翔吾さん、清水寺執事・教学部長の森清顕さん、AI研究の第一人者・京都橘大学工学部長の松原仁さん、教育工学の旗手・京都橘大学工学部教授の大場みち子さん。
FM京都DJ・前田彩名さんの進行で、人間とAIとの未来について語り合った。
Vol.1
文化の創造と伝統の継承。次世代のクリエイターへ
<終了>2024.12.14 開催 イベントレポート
テクノロジーが著しい進化を遂げる中、ITやAIなどのデジタル 技術を駆使した創造的な活動は、社会にどのような価値を生み出すことができるのだろうか。伝統と未来が交わる清水寺を舞台に、その可能性を語り合いました。
音楽革命を巻き起こした「初音ミク」の生みの親であるクリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役・伊藤博之さん、1200 年以上に亘って人々の心に寄り添い、幅広い層から親しまれてきた「清水寺」の歴史と文化の語り部 清水寺執事 教学部長・森清顕さん、AI研究のパイオニア 工学部教授・松原仁、人と技術をつなぐ教育工学の旗手 工学部教授・大場みち子、好奇心の翼で世界を駆け巡る春香クリスティーンさん。
異彩を放つ5人が世界遺産・清水寺の経堂(重要文化財)に集い、文化の創造と伝統の継承をテーマに語り合った。多様な文化を尊重しながら「伝統」と「ミライ」を交差させ、発展し続ける技術と共に、新しい価値を創造していく楽しさとは。