2023年4月14日(金)、スピードスケートの髙木美帆選手と村上右磨選手が本学の中央体育館でトレーニングを行いました。
両選手は、本学健康科学部理学療法学科宮﨑純弥研究室の客員研究員である、佐伯武士氏(京都下鴨病院理学療法部技師長)が所属する京都下鴨病院でのメディカルチェックのために京都に滞在しており、その間のトレーニング施設として本学を利用されました。佐伯氏は元日本スケート連盟専属トレーナーとして平昌、北京オリンピックに帯同し、髙木選手らの金メダル獲得に貢献しました。
スピードスケート選手にとってこの時期は氷上トレーニングに向けての準備段階で、体調を整え基礎的な筋力強化や全身のバランスを調整するのに重要な時期です。そのため、トレーニング内容は全身の筋力とバランスの強化を目的としたものが中心でした。
このようなトレーニングの様子を熱心に見学していたのが京都下鴨病院に就職した理学療法学科卒業生の天鷲翔太さん(2016年3月卒業)と石田亜海さん(2022年3月卒業)です。二人は在学中スポーツ運動器コースで学び、学生時代からの夢であったアスリートのサポートを実現させるべく、現在も佐伯氏の指導の下選手に帯同しながら、理学療法士として研鑽を積んでいます。
理学療法士として働きだした当時の目標がアスリートのケアをすることだったので、このような機会に恵まれ嬉しかったです。これからも努力していきたいと思います。
就職して1年目ですがとても充実しています。佐伯先生に指導してもらいながら、自分なりに頑張ってアスリートケアに取り組んでいきたいです。
本学の理学療法学科では、今後もアスリートのサポートを積極的に行い、同時にそのための教育に力を入れていきたいと思います。
・理学療法でスポーツ界に新風を!(理学療法学科3回生後藤彩伽さん)
・理学療法士とエンターテインメントふたつの夢を掛け合わせてつかみたい~(理学療法学科3回生栗原みなみさん)
・健康科学部理学療法学科について