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シンポジウム

女性歴史文化研究所では、毎年、シンポジウムを開催し、研究成果の社会への還元を行っています。

女性歴史文化研究所シンポジウム

2025年度

「ジェンダーの構造を考える―見えない枠を超えて、未来を創る―」

日時 2025年6月14日(土)13:00~16:00
会場 キャンパスプラザ京都 5階第1講義室
受講料 無料
定   員 250名(先着順)
講師
荒見 玲子
(名古屋大学大学院法学研究科総合法政専攻教授)
那須ダグバ 潤子
(本学看護学部看護学科准教授)
コーディネーター 竹内 直人(本学経済学部経済学科教授)

2025年6月14日(土)、第32回女性歴史文化研究所シンポジウム「ジェンダーの構造を考える―見えない枠を超えて、未来を創る―」がキャンパスプラザ京都で開催されました。今回のシンポジウムでは、主に女性看護職の働き方に焦点をあて、働く女性を取り巻くジェンダーの構造を考える企画で、2名の講師による講演の後、パネルディスカッションが行われました。

まず、名古屋大学大学院法学研究科教授の荒見玲子氏が「女性公務員の活躍を阻むものは何か-自治体職員調査からみえてきた課題」と題したテーマで、地方公務員の新規採用者、管理職へのアンケート調査結果を交えながら、女性公務員が活躍するための方策に関して講演しました。次に、本学看護学部看護学科の那須ダグバ潤子准教授が「日本人看護師はなぜ海外へ向かうのか-看護師のキャリアとジェンダー」と題したテーマで、日本とオーストラリアの看護師の働き方を比較し、本学学生のアンケート調査結果も踏まえながら、看護師のキャリアとジェンダーについて講演しました。

その後、コーディネーターの本学経済学部経済学科の竹内直人教授が加わって、パネルディスカッションが行われました。メンバーシップ型雇用とジョブ型雇用の比較、仕事とプライベートの両立の困難さ、日本の看護師の専門性と将来の展望について等、フロアからの質問にも答えつつ、活発な意見交換が行われました。当日は約170名の方が参加し、盛況のうちに終了しました。

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