SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、「個人間のコミュニケーションを促進し、社会的なネットワークの構築を支援する、インターネットを利用したサービスのこと。趣味、職業、居住地域などを同じくする個人同士のコミュニティを容易に構築できる場を提供している。ソーシャルネットワーキングサービス。ソーシャルネットワーキングサイト。ソーシャルネットワークサービス。」とされています(JapanKnowledge Lib デジタル大辞泉より)。
具体的なサービスとしては、LINE、Twitter、mixi、Facebook、Google+、各種ブログサービスや掲示板サービスなどがあり、すでに学生の皆さんの多くは個人のコミュニケーション手段として活用されていると思います。
大学の教育研究活動においてもコミュニケーションは欠かせません。学生の皆さん同士はもとより、学生と教職員、学生と各種団体、各種団体と大学、大学と社会など様々なレベルでのコミュニケーションが大学の教育研究活動において行われています。それら様々なコミュニケーションの場面においてSNSが有効な一手段となりうることから、京都橘大学では、SNSを積極的、且つ安全に活用したいと考えています。
SNSは、インターネット上のサービスの一つであることから、以下の特徴があります。それらの特徴を踏まえ、安全に利用するためガイドラインをよく読んで守ってください。
2014年5月13日制定
日本国の法令を守りましょう。また、基本的人権、肖像権、プライバシー権、著作権、商標権など各種権利を侵害しないように注意しましょう。特に、次のような情報を発信してはいけません。
発言内容に対する責任は、発言者であるあなた個人が負うことになります。発言する前に、その内容に嘘偽りがないことを確認しましょう。情報を転送、シェア、リンクする時も同じです。誤った内容を公開してしまった時には、そのことをただちに認め、早急に訂正しましょう。そして、訂正したことを公開しましょう。
SNSにおける個人情報の公開範囲について十分に検討しましょう。SNS上で完全に限定されたコミュニティや完全な匿名は存在しません。一度ネットワーク上に公開すると完全には削除できないこと、第三者によって保存され将来にわたり人物情報として利用される恐れがあることを認識し、自分自身のプライバシーの保護に留意しましょう。自分だけのつもりが、不注意で家族や友人の情報を流出させると、家族や友人に不利益をもたらし危険にさらすこともあります。気をつけましょう。各SNSの利用規約を知り、個人情報の公開範囲に十分な注意を払いましょう。
SNSにおけるコミュニケーション活動は、あなた個人のイメージだけでなく、所属している京都橘大学のイメージで受け取られる可能性があることを十分に自覚しましょう。京都橘大学に関連した内容について、個人的見解を発信する時には、京都橘大学の見解ではなくあなた自身の見解であることを明確にしましょう。
犯罪行為、人権を侵害する行為、試験および 論文作成等 における学問的倫理に反する行為、その他学生の本分に著しく反する行為があった場合には本学の規程に基づき懲戒処分となるほか、法令に基づき処分されます。また、就職活動やアルバイトにおいて企業情報の守秘義務違反などがあった場合には、内定取消や解雇といった処分や場合によっては損害賠償請求を受けることになります。
SNSが公共の場であることを理解し、コミュニケーション活動の基本として、一人一人の個性や多様性を尊重し、異なる意見や考え、生き方をお互いに認めあう姿勢を持ちましょう。正しい情報を発信する姿勢を持ち、誠実な態度で、モラルのある活動を心がけましょう。
学生支援課(スチューデント・センター) 075-574-4114
SNS等ネット上でトラブルに巻き込まれてしまい自分で解決できないと感じた場合は、速やかに相談してください。最初の対応を間違ってしまった場合、被害を大きくしてしまうこともあります。やみくもに対応してしまう前に、ぜひ相談窓口を利用してください。