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インターンシップ・プログラム始まる-学生が企業や地方自治体で就業体験

 1998年から開始された「インターンシップ・プログラム」とは、学生が在学中に自分の専攻・将来のキャリアに関連した就業体験を行なう産学協同の教育プログラム。学生が自らのキャリアプランやライフプランを考え、選択していくための教育の場を産業界と大学が共同して提供する。
 本年度から本学の教育理念である「自立した女性」の育成を目的として「ビジネスコース」「図書館コース」「行政コース」「文化政策コース」を開設した。主な受け入れ事業所は一般企業・公共図書館・行政の文化財保護課・教育委員会等。
 学生は研修先が指定する約2週間から4週間にわたって、企業や図書館、地方自治体で就業体験を行う。インターンシップを通じて、学生が自らの適性を知り、将来を考え、自らの学問を捉え直すのが目的。
 大阪市立芸術創造館に派遣された文化政策学部の学生は、芸術文化事業の企画や舞台公演の運営打ち合わせ会議に参加するほか、実際に公演の補助を務める。また岡山市企画局に派遣された学生は、9月に開催の「おかやま音楽祭」の企画補助、2005年に開館予定の「岡山市デジタルミュージアム(仮称)」のデータ作成を体験する。
 また派遣・実習の様子は派遣先に評価してもらい、学生は10月にその成果を大学で発表する。

 

岡山市企画局の文化政策課で就業体験する
文化政策学部2回生の山崎和歌子さんと安部幸子さん

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