11月12日、文化政策学科河原和枝助教授の授業科目「社会文化基礎論」では、特別講演会「音楽産業の可能性」が行われた。講師を務めたのはソニーミュージックエンターテイメントのSD事業部部長増渕敏之氏。同氏はZONEやwhiteberry、中島美嘉といった女性ボーカリストを発掘、育成し、見事大ヒットに導いた影の立役者。増渕氏は日本の音楽ビジネスの現状と今後の展望を語り、参加した学生らは熱心に耳を傾けた。
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文化政策学科田村悦一教授の授業科目「文化政策基礎論Ⅱ」では、毎月1回、国や自治体の行政職員を招き特別講演会が行われている。12月3日、「世界水フォーラム」を推進する京都府の企画環境部参事の西村悦雄氏が「京都府の環境政策」について講演を行った。
2003年に開催予定の世界水フォーラムでは世界の水問題を解決するための方策が様々な人々の立場・視点から検討される。西村氏は水フォーラム開催までの府の取り組みを紹介。
田村教授は「フォーラムは府から全世界にアピールする取り組み。世界的な視野で考えてほしい」と学生に呼びかけた。
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