2005年10月から2006年4月にかけて、本学看護学部教員がウズベキスタン共和国で、「ウズベキスタン看護教育改善プロジェクト」に参加し、専門家として看護教育改善カリキュラムの作成や教員の再教育、看護研修会の企画・準備・開催等の活動を行いました。このような経験を学生のみなさんや社会のみなさんと共有するため、5月31日(水)、JICA派遣報告会「ウズベキスタン共和国における国際協力活動に関わって-ウズベキスタン看護教育改善プロジェクト」を開催いたします。
「ウズベキスタン看護教育改善プロジェクト」は、2004年7月から5年間の予定で実施している独立行政法人国際協力機構(JICA)のプロジェクトです。ウズベキスタン共和国は1991年に旧ソビエト連邦から独立し、独自の保健制度改革を進め、その重点課題の一つに医療従事者の教育の高度化を掲げ、1999年から看護教育制度改革を開始しました。世界的水準の看護を導入し、国民への医療サービスの向上を図っています。このプロジェクトから本学看護学部に専門家派遣の要請があり、成人看護学を専門とする本学河原宣子助教授を派遣しました。
本学看護学部では、将来、海外の病院や被災地などでも活躍できる能力と国際感覚を養うことを目標に掲げています。看護学部教員による国際貢献も積極的に行い、その成果を社会へ還元していきたいと考えています。今回の報告会もそのような趣旨から、是非一般の皆さんや、看護師を目指す学生の方々にご参加いただき、身近な国際貢献事例を知っていただきたいと考えています。
JICAウズベキスタン看護教育改善プロジェクト公式ホームページへ
(独)国際協力機構(JICA)プロジェクト派遣報告会 「ウズベキスタン共和国における国際協力活動に関わって-ウズベキスタン看護教育改善プロジェクト」
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