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看護学部の遠藤俊子教授(副学長)が厚生労働大臣表彰を受賞

 10月26日(木)、副学長で看護学部の遠藤俊子教授が厚生労働大臣表彰を受賞しました。
 この賞は、多年にわたり母子健康の向上および家族計画の普及に尽力し、その功績が顕著である人に贈られるものです。
 遠藤教授は、2007年から2011年までの5年間厚生労働科学研究補助金育成疾患克服等次世代育成基盤研究事業『地域における周産期医療システムの充実と医療資源の適正配置に関する研究』(研究代表者北里大学海野信也、研究分担者「助産師活用班」遠藤俊子)として、院内助産システムの構築に寄与しました。助産外来を担当する助産師の能力の明確化や能力開発研修とその評価をモデル事業として実施してきました。
 この活動は、遠藤教授が2004年から日本看護協会助産師職能理事に就任していたことにより、全国47都道府県看護協会と連動した活動が行われ、非常に大きな波及効果がありました。この結果、2016年にはわが国の出産を扱う病院の約半数が助産外来を設置するに至っています。また、2015年から助産師の助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)の全国統一のラダーⅢの認証が始まっています。
 このように、わが国の多職種連携(チーム医療)による周産期医療体制に尽力した活動が本表彰につながりました。

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