国際看護・国際保健は、単に国外を対象とするものではなく、在留外国人の健康と医療をはじめとし、国内もその対象となっています。異文化理解、多文化理解、異文化コミュニケーション、多文化コミュニケーションという言葉もよく耳にするようになっていますが、多くの場合「国際」と聞けば、国外とイメージを持つことも少なくありません。
今回の展示を通じて、世界の看護と保健の潮流が現在どうなっているのかについて触れられる機会となり、一人一人が身近でできることは何かについて考え行動できるきっかけになることを願い企画されました。
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、2030年までに貧困を撲滅し、持続可能な社会を実現するための重要な指針として、17の目標(ゴール)と169のターゲットを設定しています。SDGs達成のための取り組みの一つとして、国際母子健康手帳委員会および特定非営利活動法人HANDSのご協力をいただき、世界の「母子手帳」を展示しています。SDGsに対する企業の取り組みは数多くありますが、今回活動内容の展示や動画の館内視聴許諾をいただきました企業の取り組みを紹介しています。
また、公益社団法人青年海外協力協会(JOCA)にご協力いただき、青年海外協力隊の活動をパネル展示しています。
学外の方も展示企画をご覧いただけますので、ご希望の場合はホームページ上の開館カレンダーを事前にご確認の上、直接図書館までお越しください。
ぜひこの機会をお見逃しのないようご覧ください。
• 期 間:2018年1月10日(水)~2018年2月3日(土)
• 場 所:図書館2階展示スペース