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認定看護師教育課程

お知らせ

認定看護師教育課程 概要

本学は、B課程認定看護師教育機関(特定行為研修を組み込んでいる教育課程)です。

教育課程 教育期間 入学定員
皮膚・排泄ケア 1年間
4月~3月
30名

教育課程の目的

  • 1.皮膚・排泄ケア分野において、個人、家族及び集団に対して、高い臨床推論力と病態判断力に基づき、熟練した看護技術及び知識を用いて水準の高い看護を実践できる能力を育成する。
  • 2.皮膚・排泄ケア分野において、看護実践を通して看護職に対し指導を行える能力を育成する。
  • 3.皮膚・排泄ケア分野において、看護職等に対しコンサルテーションを行える能力を育成する。
  • 4.皮膚・排泄ケア分野において、多職種と協働しチーム医療のキーパーソンとしての役割を果たせる能力を育成する。

※教育課程修了後は、日本看護協会が行う認定看護師認定審査を受験する資格が得られます。

年間スケジュール

年間スケジュール

* eラーニングはご自身のパソコンやタブレットなどを使用し、インターネットを利用して登校せずに受講する学習形態です。疑問などがあればシステムからいつでも質問ができます。eラーニングの登校日には科目試験や演習を行い、研修生同士の交流や情報交換ができます。

* eラーニングを勤務しながら学ぶ場合は、学習時間の確保が必要です。

* 特定行為研修の実習は研修生の所属施設(自施設)で行うことを基本としています。自施設が実習の要件を満たさない場合は看護教育研修センターの協力施設(他施設)での実習を考慮します。詳細は入学手続き終了後にお知らせします。

カリキュラム

  科目名 時間数










臨床病態生理学 40
臨床推論 45
臨床推論:医療面接 15
フィジカルアセスメント:基礎 30
フィジカルアセスメント:応用 30
臨床薬理学:薬物動態 15
臨床薬理学:薬理作用 15
臨床薬理学:薬物治療・管理 30
疾病・臨床病態概論 40
疾病・臨床病態概論:状況別 15
医療安全学:医療倫理 15
医療安全学:医療安全管理 15
チーム医療論(特定行為実践) 15
特定行為実践 15





指導 15
相談 15
看護管理 15








皮膚・排泄ケア概論 15
皮膚のアセスメントとケア 30
精神面のアセスメントとケア 15
排便機能に破綻をきたす病態の理解と評価 15
排尿機能に破綻をきたす病態の理解と評価 15
ストーマの管理 30
排泄障害の管理 30
創傷のアセスメントと管理 45







栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 22
創傷管理関連 46




統合演習 15
臨地実習 150
特定行為実習
 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去
5症例
 創傷に対する陰圧閉鎖療法
5症例
 持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
5症例
 脱水症状に対する輸液による補正
5症例
合計時間数 808

※日本看護協会認定看護師教育課程基準カリキュラムに準ずる。

※45分を1時間とみなしています。

「履修証明プログラム」について

2007年の学校教育法の改正により、大学等における「履修証明制度」が創設されました(学校教育法第105条)。これは、従来の学士などの学位とは異なり、社会人等を対象とした一定のまとまりのある学習プログラム(履修証明プログラム)を受講することにより、キャリアアップ、専門性の向上、再就職、資格試験の勉強などに活用できる制度です。また、教育機関等における学修成果をキャリア形成に活かすため、履歴書等への記載が可能です。
本学では、2013年度に認定看護師教育課程において履修証明制度を導入し、2013年度修了生から「認定看護師教育課程修了証」とともに「履修証明書」を交付します。

「職業実践力育成プログラム(BP)」について

2025年度より、文部科学省「職業実践力育成プログラム(BP)」に認定されました。 「職業実践力育成プログラム(BP=Brush up Program for professional)」とは、大学・大学院・短期大学・高等専門学校におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として、大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを「職業実践力育成プログラム (BP)」として文部科学大臣が認定する制度です。

「教育訓練給付制度」について

2025年4月1日より、厚生労働大臣の指定する「教育訓練給付制度」の専門実践教育訓練講座に指定されました。「教育訓練給付制度(専門実践教育訓練)」とは、労働者の主体的なスキルアップを支援するため、厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練を受講・修了した方に対し、受講費用の一部が支給される制度です。

  • ▶対象者:2025年4月以降に入学した研修生で、雇用保険の加入期間など、一定の条件を満たす方
  • ▶支給額:受講生本人が支払った受講費用(入学金・授業料)の最大 80%相当額(年間上限 64 万円) (※所属施設が負担した場合は対象外)

厚生労働省ホームページ

▶教育訓練給付制度
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html

▶ハローワーク
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/hellowork.html

よくあるご質問

学校生活

eラーニングと集合教育の授業時間について教えてください。
eラーニングは4月の入学式・ガイダンスの翌日から聴講開始となり、7月下旬まで行います。
オンデマンド配信なので、自分の都合の良い時間に、お好きな場所で聴講することができます。期間中に決められた科目を受講できるように、研修生自身が自己のスケジュールに合わせた計画表を作成し聴講していただきます。
集合教育は7月下旬(特定行為研修免除者は8月)から開始されます。平日の月曜日から金曜日まで、9時から16時15分(4時限)、または18時(5時限)まで行います。授業終了後にもグループ課題のために教室や共有スペースで学習をすることもあります。
仕事を続けながら研修を受けることはできますか?
特定行為研修のeラーニング期間および実習期間(自施設)は仕事を行うことは可能です。しかし、eラーニングの授業数は多く、通常と全く同じ仕事をすることは大きな負担になります。また、特定行為実習期間のうち15日間は実習に専念する日となります。十分な学習効果が得られるよう、上司に勤務方法・体制について相談しておくことが望ましいです。
なお、7月下旬から12月中旬、2月から3月修了式までは集合教育となり、仕事をすることはできません。
図書館は利用できますか?大学内で自己学習をすることはできますか?
大学内の図書館は利用が可能です。図書館では、蔵書の閲覧・貸出、レファレンスサービス、自己学習ができます。また、大学内には様々な共有スペースがあり、通常平日21時まで自己学習等で利用することができます
認定看護師実習はどこで行いますか?
京都府のほか、大阪府、滋賀県、奈良県、兵庫県など近県の急性期病院で実習を行います。
自家用車、バイク、自転車で通学できますか?
本学では自動車通学を禁止しています。通学中の交通事故や駐車トラブルを未然に防ぐため、公共交通機関を利用するようにしてください。自転車・バイクでの通学は可能です。
寮や宿舎など住居の斡旋はありますか?
寮や宿舎はありませんが、大学生協で住まいの斡旋を行っています。例年、入学後からeラーニング期間中にお住まいを決める方が多いようです。

その他

すでに特定行為研修を修了していますが、入学は可能ですか?
特定行為研修を修了している方も入学は可能です。また、所定の手続きを行うことで特定行為研修の共通科目や区分別科目「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」の授業および授業料の一部を免除されることがあります。手続きの詳細については合格通知時にお知らせします。
入学前に学習しておいた方がよいものはありますか?
専門科目以外に入学前から学習しておいた方がよいものは、①PCの基本操作、②看護過程、③レポートの書き方などが挙げられます。また、④創傷、オストミー、排泄管理分野のうち、自身の経験の少ない分野についても工夫して学習を深める必要があります。
①PCの基本操作については、レポート課題や論文作成、授業中のプレゼンテーションのため、WordやPowerPointについても一通り使えるように慣れておくとよいでしょう。 ②実習では、患者の状態を問題解決思考で分析し、計画、実践、評価することが求められます。看護過程について復習しておくとよいでしょう。 ③集合教育が開始されるとレポート課題が出題されます。 ④皮膚・排泄ケアは3分野あり範囲が広いので、経験が少ない分野もあると思います。創傷ケアの経験が少ない人は褥瘡回診を見せてもらう、ストーマの周術期の経験がない人は、外科や泌尿器科に研修に行く、急性期のストーマしかケアしたことがない人はストーマ外来を見せてもらう、排泄ケア経験が少ない人は、排尿ケアチームのラウンドを見せてもらうなど、上司と相談の上、苦手分野の克服を工夫してみましょう。
特定行為実習の自施設実習の要件は何ですか?
実習施設は、病院、診療所、介護老人保健施設、訪問看護ステーションなどで、協力施設として厚労省の指定が必要です。そのためには指導者と医療に関する安全管理の体制を確保していることが必要になります。厚労省への申請は、当センターが取りまとめて行います。書類や作成見本は合格通知後にお送りいたします。
指導者の条件は、次のとおりです。

・指導者には必ず医師が含まれること(医師のみでも可)。
・医師で指導にあたる者は、以下①②のいずれかに該当すること。 ①臨床研修指導医講習会、または特定行為指導者講習会の受講経験がある。 ②7年以上の臨床経験を有し、かつ医学教育・医師臨床研修における指導経験を1年以上行っている。 ・看護師で指導にあたる者は、以下①~③のいずれかに該当すること。
①当該特定行為の特定行為研修を修了している。 ②創傷管理関連の指導を行う看護師は、皮膚・排泄ケア認定看護師である。 ③特定行為研修に必要な指導方法等に関する講習会を受講していることが望ましい。
自施設や指導者が要件を満たしているかわからない場合は、入学通知後にご相談ください。

2025年度 認定看護師教育課程 募集要項

募集案内リーフレット

入試日程

※2025年度募集は、受付を終了しました。

出願期間 2024年9月2日(月)~ 9月20日(金)※当日消印有効
試験日 【第一次試験】2024年11月30日(土)
【第二次試験】2024年12月1日(日)※第一次試験合格者のみ

入学検定料

●50,000円

選抜方法

  • ●第一次試験:学科試験専門科目(客観式問題・状況設定問題)
  • ●第二次試験:小論文・面接

学費

  • 入学金 50,000円
  • 授業料 1,100,000円

※授業料のうち特定行為研修の授業料は350,000円です。すでに特定行為研修を修了した方は、所定の手続きを経て本学が認めた場合に教育課程の一部を履修したものとみなし、当該科目の授業料を免除することがあります。

※本課程は、学校教育法第 105 条および同法施行規則第 164 条に定める特別の課程(履修証明プログラム)であるため、消費税については非課税です。

募集要項・願書

※2025年度募集は、受付を終了しました。

募集要項(参考)
願書
記入例(参考)

2025年度の入試成績の開示

受付は終了しました。

過去問題請求・入学相談会

過去問題請求

今年度の受付は終了しました。
来年度は、2025年6月ごろ、受付開始予定です。

入学相談会

来年度は、2025年6月ごろ、受付開始予定です。

※以下、2024年7月26日(金)に実施した入学相談会のものです(参考)。

日  時 2024年7月26日(金)
来学参加 10:00 ~ 14:00(昼食はご用意いたします)
Web参加 10:00 ~ 12:00
※来学・Web参加ともに、事前申込が必要です。
内  容 教育課程および募集要項の説明、修了生体験談等
※来学参加の場合は、施設見学、個別相談、過去問題配布、食堂体験等も行います。
申込期間 6月3日(月)~ 7月12日(金) ※入学相談会の受付は終了しました。
申込方法
以下のフォームよりお申込みください。 ※ PCメール(添付ファイル付き)が受信できるよう設定しておいてください。
※ 申込フォーム内で、来学参加・Web参加を選択してください。

お問い合わせ先

●京都橘大学 看護教育研修センター

〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34
TEL&FAX 075-574-4133  E-mail cpdn@tachibana-u.ac.jp
※9:00~17:00(土・日・祝日を除く)