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サポートリンクス
(障害学生支援室)

「サポートリンクス」という名称には、障害のある人の参加を前提としていない社会にある様々なバリア(社会的障壁)を取り除き、教職員・学生・学外関係機関との協働により、学びの支援を繋いでいこうという思いが込められています。
サポートリンクス(障害学生支援室)では、専門資格や支援経験を持つコーディネーターを配置し、学生生活を送るうえで、障害や慢性的な病気により、授業の受講や学生生活に困難が生じている学生さんの相談を受け付けています。京都橘大学の受験を考えている生徒の皆さんや入学予定の方の相談もお受けしています。“ちょっとした困りごと”も、気軽にご相談ください。

ご相談時の留意点

面談等のご相談でサポートリンクスをご利用になられる際には、マスク着用をお願いしております。(2023年5月8日以降含め)
ご協力いただけない場合、Teams等、対面以外の形式でご相談を承ることになります。あらかじめお見知りおきください。
(当日マスクを持参されていない方は、別途サポートリンクススタッフまでご相談ください)

サポートリンクス 連絡先

開室時間 月曜日~金曜日 9:00~17:00
メールアドレス supportlinks@tachibana-u.ac.jp
(担当コーディネーター:大野・篠原)
電話番号 075-574-4114
(分室:075-574-4334)
場所 アカデミックリンクス1階
 ※スチューデントセンター内
 (分室:中央体育館1階)
各種お手続き

お知らせ

このお知らせ欄について、個別配信を希望される学生の皆さんは、このページの『支援制度のご紹介』をご覧ください。『3. 役立つ情報配信』ポータル配信を通じて、必要な情報を受けることが可能です。

2024年2月28日掲載

2024年2月16日掲載

2024年1月30日掲載

2024年1月11日掲載

2023年12月19日掲載

通年掲載

家でも就活オンライン カレッジ(略称:家カレ)関連

家カレの登録者向けのイベント

コーディネーターからのメッセージ

コーディネーターの役目は、障害のある学生の皆さんのうち、ご自身の障害や慢性的な病気(に伴う生活規制)があるために、授業への参加や課題への取り組みなどに困難が生じている学生さんに伴走しながら、先生や学内外の関係者と協力して、修学環境の調整などをお手伝いすることです。
「相談したから…」「支援(環境調整)を受けたから…」といって、評価等に不利益が生じるようなことはありません。
コーディネーターには、慢性疾患を抱えた当事者もいます。当事者の目線でアドバイスすることもできると思いますので、どんな些細なことでも、気軽にお問合せください。

コーディネーターコラム

サポートリンクス スタッフ

障害学生支援室長(学生部長/看護学部 教授) 河原 宣子
コーディネーター 大野 通久
(公認心理師・臨床心理士・デジタルアクセシビリティアドバイザー)
コーディネーター 篠原 美乃里
(社会福祉士)

※ 事務所管:学生支援課

支援体制のイメージ図

すべての学生向け支援
(Learning Support Book:LSB)

新入生の方や授業で困った方にオススメ!

本学は、筑波大学RADDプロジェクト・ヒューマンエンパワーメント推進局と契約しており、Learning Support Book(LSB)を無料で利用することが可能です。(無断転載不可・在学中の利用のみ可)
※ 教職員も利用可能(発達障害のある学生への対応等の教職員限定コンテンツ有)

LSBの主な内容

  • 『ノート・メモの取り方』『試験対策・レポートの書き方』
  • 『タスク・スケジュール管理』『忘れ物を防ぐ方法』
  • 『勉強のやる気・集中力アップ』『学業と趣味・生活の両立』
  • 『コミュニケーションの取り方』『就職活動』など
  • 詳しくは、筑波大学のLSBページへのリンク( https://dac.tsukuba.ac.jp/radd/joint-base/lsb/)をクリック。

LSBの利用方法(学生・教職員とも)

  • 利用申請:次のURL( https://forms.office.com/r/6AbNGp1kx6)をクリックして、リンク先のフォームを入力し、回答してください。LSB用のログインIDとパスワードをご提供します。

  • ログイン:次のURL( https://lsb.radd.tsukuba.ac.jp/)をクリックして、LSB用のログインIDとパスワードを使用し、アクセスしてください。

支援制度のご紹介

本学では、障害や慢性的な病気のある学生さんに向けて、登録制の支援制度を用意しています。
以下の支援利用を希望する方は、次のURL( https://forms.office.com/r/YMu5qxn9jz )からお問合せください。

支援メニュー

  • (合理的配慮のための)配慮申請支援〔授業や試験・学生生活・その他〕
  • 定期的な相談〔授業や試験・学生生活・その他〕
  • 役立つ情報配信(障害学生支援のイベントや就業理解セミナー・インターン等の情報配信)
  • その他

サポートリンクス・スタディルーム

支援制度を利用されている学生の皆さんに向けて、オンライン配信型の授業受講や自習を支援するため、サポートリンクスでは無線LAN(Citrus)が利用できる、電動昇降デスクやエルゴノミックチェアを設置した共同学習室(学習ブース①・②・③)を中央体育館1階に設置しています。
障害種別を問わず、学習だけでなく休憩にもご利用いただけます(お食事目的の利用はお控えください)。

スタディルーム全景

電動昇降デスク

エルゴノミックチェア

学習ブース①
学習ブース②
学習ブース③
パーソナル・ロッカー
一人掛けソファ

予約について

完全予約制

  • UNIPAでお知らせしている予約ページからご予約ください(予約ページが分からない方は supportlinks@tachibana-u.ac.jp にお問合せください)
  • 翌日~14日間の予約が可能です(土日祝や大学休業日を除く)

利用種別・上限

  • 時限ごとに利用できる『1コマ利用』『昼休み利用』があります
    • 1コマ利用は、一人当たり上限、1コマ(100分)/1日です
    • 昼休み利用(12時40分~13時15分)は1コマ利用との同日利用が可能です

キャンセル・予約時間の変更

  • 予約確定時のメール内の『再スケジュール』からお手続きください
  • 予約時間の変更は、必ず①元の予約を「予約の取り消し」からキャンセルし、その後、②新しい予約を取り直してください(この手順を守らずに予約時間を変更された場合、スタッフが気づかない可能性があります)
  • 事前に連絡なく、利用開始時刻になっても予約された方がお越しになられない場合、利用開始時刻から15分経過した時点で、その時間帯の利用をキャンセルしたものと見なします

次回予約

  • 次回予約は、利用終了15分後に送信されるメールに記載のリンクをご利用ください

利用について

利用開始時

  • 中央体育館1階のサポートリンクス事務室受付にて学生証を提示して、パーソナルロッカーの鍵を借りて入室してください
    • 利用時間に遅れた場合であっても、遅刻分の利用時間延長には応じられません
  • 電動昇降デスク、エルゴノミックチェアの調整方法が分からない場合は、利用開始時にスタッフにお尋ねください
    • 部屋は土足厳禁ですので、外靴スタディルーム室内のシューズラックに置いてください

利用中

  • 必要なデバイス(PC等)私物をご持参ください
    • 電源が必要となる場合は、机に備え付けの充電ステーションを利用ください(ケーブル類はご持参ください)
    • 盗難防止のために、必要のない私物は室内のパーソナルロッカーに入れる等して自己管理してください
  • 支援機器の体験利用を希望する場合は予約ページの『メモ欄』に記載してください
    • 利用時、当該機器の使用方法について説明を受けたい場合、その旨も『メモ欄』に記載してください
    • 貸出できる支援機器の一覧はこちらから確認できます
      • 利用時、当該機器が他の目的で貸出中の場合、ご希望には添いかねます
      • 利用時に貸出を受けた支援機器は、学習ブースに限り利用できます
  • オンライン受講・オンデマンド教材の視聴の際、デバイスのスピーカーは利用せず、必ず自ら持参したイヤホン等を利用してください
    • ディスカッション等発話の必要のある科目の場合、必ずヘッドセットを使う等して、声が必要以上に大きくならないように対策してください
    • 他の利用者から「集中できない」等の苦情がある場合、ディスカッションはチャットにより行うよう利用者に働きかけることがあります

利用時間終了

  • 授業終了後は速やかに片づけをして、使用していた学習ブースを空けてください
    • 位置を移動させたものがあれば、元の位置に戻してください(昇降デスクはHOMEボタンを押してください)
    • 利用終了時は、学習ブース(デスク・チェア・一人掛けソファ)、パーソナルロッカーに忘れ物が無いよう必ず確認してください
    • 使用したパーソナルロッカーを施錠した上で退室し、パーソナルロッカーの鍵を中央体育館1階・サポートリンクス事務室受付に返却ください
    • 支援機器を体験利用した場合は、支援機器も返却してください

配慮申請について

配慮申請とは・・・

障害者差別解消法に基づき、学生ご本人の申出を起点に、修学上の配慮(合理的配慮の提供)について調整を行う手続きです。原則、学生ご本人による手続きが必要となります。

詳細に関するご相談

サポートリンクスにて承ります。次のURL( https://forms.office.com/r/YMu5qxn9jz )からお問合せください。

  • ご相談の時点では、診断(診断書や障害者手帳、検査所見等、ご自身の状態を示す根拠資料)の有無は問いません。
  • 配慮申請書を提出する際には、根拠資料の添付が必ず必要となりますので、お早目のご準備をよろしくお願いいたします。根拠資料取得に関する相談も受け付けます。また、申請内容により、読み書きに関する検査をサポートリンクスにてご提供する場合もあります。

申請先

アカデミックセンター(通学生)、学生サポートセンター(通信教育課程生)を通じて、ご自身の所属学科(研究科・課程)に申請します。

対応(合理的配慮の提供)の開始まで

申請から2週間~1か月程度の日程を要します。あらかじめご了承ください。(ご相談は、さらに+1か月程度の余裕を見てください)

申請の手順

以下の通りです。(通学課程(大学)・在学生を例に説明しています)


相談窓口での相談
  • 所属学科等の相談窓口(アカデミックセンターやクラスアドバイザー等)に相談することもできます
  • サポートリンクスへの相談は次のURL( https://forms.office.com/r/YMu5qxn9jz )からお問合せ・お申込みください


申請内容相談
および
アセスメント
  • コーディネーターとの面談(遠隔可)
  • 障害の状況等についての確認
    • 診断書や障害者手帳、その他の障害等の根拠となる資料(根拠資料)をご提示ください(お持ちの場合)
    • 簡単な検査をお願いする場合があります(サポートリンクスにて受検する場合は無料)


支援制度利用登録
および
配慮申請書作成
  • 支援制度の利用登録をします
  • 個人情報に関する同意書に署名します
  • 配慮申請書作成(必要な場合は、書き方についてサポートします)
    • 面談やアセスメントの結果から、コーディネーターが必要と判断した配慮内容を提示します
    • その内容に異議がある場合は、話し合いを継続します

申請・合意形成段階


配慮申請書提出
  • 申請者自ら、配慮申請書・根拠資料・学生証の写しをアカデミックセンターに提出します


所属学科ヒアリング
  • 所属学科の教員からヒアリング
  • 配慮申請書の記載内容について、所属学科の教員からヒアリングを受けます(状況により割愛する場合があります)


配慮面談に参加
  • 具体的な対応方法を検討:関係教職員が集まり、障害の状況や修学上の留意点等を共有します(申請者は必ず出席)
    • サポートリンクスのコーディネーターは必ず同席します
    • 具体的な対応方法について、合意形成を行います(状況により簡易な形式に変更する場合があります)


各科目への申出
~対応の実施
  • 合意確認書の発行
    • 合意確認書を受け取った申請者は、内容を確認してください(内容に誤りがある場合は必ずサポートリンクスに申し出てください)
    • 合意確認書は、対応が必要な場面(科目)の教職員に提示することも可能です
  • 配慮依頼文書の発行
    • 後日、正式な配慮依頼文書を発行し、申請者の履修科目教員に配布されます
    • 希望する申請者にも、配慮依頼文書をお渡しすることが可能です(ご希望の場合はお申し出ください)
    • 対応が必要な場面(科目)の教職員に提示し、自身の状況を説明するとともに、対応を求めるなど、対話を試みてください
  • 各科目での対応実施


実施後モニタリング
  • 学期末や年度末にヒアリング
    • 実施された対応の有効性や妥当性の確認があります(所属学科の先生と申請者の面談(遠隔可))
    • 少なくとも年度末に1回実施予定
  • 次年度(や後期)の履修科目や障害の状況に関する共通理解をもとに、具体的な対応方法について、合意形成を行います

合理的配慮(環境調整)の例

授業や試験について

  • 座席位置の調整、体調の回復のための入退室
  • 支援機器の使用
  • 重要事項の板書や文書による伝達
  • 講義の録音・板書の撮影
  • 課題等の提出期限の延長、提出方法の変更
  • 別室受験
  • 発表形式の調整
  • 学外実習先との調整  など

式典への参加について

  • 座席の確保
  • 移動支援  など

※実際に提供される内容は、障害の程度や状況(症状)、課程や履修科目の評価基準等により異なります。

不服申立てについて

配慮申請のプロセスや決定した対応(合理的配慮)の内容について、疑義や不服がある場合は、まずはサポートリンクスにご相談ください。
その相談によっても解決しない場合は、京都橘大学における障害のある学生に対する教職員対応要領に基づき、人権委員への相談や人権委員会への申立てが可能です。
詳しくは以下のURL(人権侵害防止に関する取り組み)をご覧ください。
https://www.tachibana-u.ac.jp/about/efforts/human_right.html

障害のある学生の在籍数と対応状況

サポートリンクスでの把握数(人)

2023年12月20日現在(通学課程のみ)

視覚 聴覚・言語 肢体不自由 病弱・虚弱 重複 発達 精神 その他
2022年度 0 3 1 9 2 30 52 12
2023年度 2 3 2 17 0 30 68 19

対応(直接の相談対応や教職員へのコンサルテーション)数(件)

2023年12月20日現在(通学課程のみ・入学予定者含む)

視覚 聴覚・言語 肢体不自由 病弱・虚弱 重複 発達 精神 その他
2022年度 0 1 2 14 6 152 143 19
2023年度 2 1 7 16 0 82 79 24

参考リンク集

リンク先のWEBサイトは、本学が運営・管理するものではありません。

法律・行政関係

高等教育関係

理解・啓発・リソースに関すること

アクセシビリティに関すること

支援機器(Assistive Technology)・ICTの利活用に関すること

外部相談窓口について

【ご自身の権利に関すること】

京都府広域専門相談員(京都府障害者支援課内)
TEL.075-414-4597
kyousei-soudan@pref.kyoto.lg.jp

人権擁護委員・京都地方法務局(人権擁護課)
TEL.0570-003-110(全国共通ナビダイヤル)
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken113.html

【内閣府・総合相談窓口】

つなぐ窓口(障害を理由とする差別に関する試行相談窓口)
TEL. 0120-262-701 (info@mail.sabekai-tsunagu.go.jp)
https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai_tsunagu.html

【総合相談窓口・居場所支援】

京都市 子ども・若者総合相談窓口
http://ys-kyoto.org/sodan/entry/

【特性の整理・理解,生活・就労の相談】

京都市 発達障害者支援センター「かがやき」
https://www.sogofukushi.jp/kagayaki/

【苦手部分の整理,日常生活復帰に関する支援】

京都市 高次脳機能障害者支援センター
http://koujinoukinou-city-kyoto.jp/

【視力の低下, 機器相談など】

日本ライトハウス相談室
https://www.lighthouse.or.jp/soudan.html

就職活動(就労支援)・コミュニケーションサポートについて

支援に関心のある皆さまへ

京都橘大学では、障害のある学生の支援活動を展開しており、今後は、当該の学生への直接的な支援も展開する予定です。
つきましては、直接的な支援を担っていただける方(学生の方)を募集しております。

サポートリンクス・学生スタッフ登録者募集

活動イメージ

障害のある学生から支援要請がある場合に、大学からの依頼を起点として、支援活動を行っていただく登録制度です。具体的な活動が必要となった場合、学生スタッフに登録してくださった方から活動者を募り、シフトを組んで活動を実施していく予定です。活動を行った場合については所定の謝金をお支払いします。
なお、特別なスキルが必要な活動については、本学が開催する無料の研修・講座を受けていただいて、シフトを組んで活動を実施していく予定です。研修・講座受講は少しお手間ですが、安心して活動していただけるのではないでしょうか。

詳しい内容・登録先

詳しい内容についてお知りになりたい方は、次のURL( https://forms.office.com/r/sWQCfeLZq2 )にアクセスしてください。学生サポーター登録も同じURLからお手続きができます。

ご寄付のお願い(120周年記念事業関連)

京都橘大学では 120周年記念事業として、皆様からのご寄付を受け付けております。皆様からいただきましたご寄付は、社会的障壁となっている物理的環境の改善や、障害のある学生に対する経済支援等に活用させていただきます。
ご興味のある方は、次のURL( https://www.tachibana-u.ac.jp/fundraising/contribution/contribution-29/ )にアクセスしていただき、趣旨にご賛同いただける場合は『プロジェクトを支援する(障害者支援組織「サポートリンクス」支援)』を指定し、手続きをお願いいたします。ダイバーシティ&インクルージョンの推進に、皆様のお力をお貸しください。